FC2ブログ
ジャンヌ速報 吉良吉影と雪華綺晶

ジャンヌ速報

新ジャンル的なスレとかサザエさんスレとかドラえもんスレとかvipまとめブログ
フリーエリア
ヘッドライン

吉良吉影と雪華綺晶 




1 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 11:41:30.88 ID:XTmw//Mu0
私の名前は『吉良吉影』
いつ なぜ私が死んだのかはどうしても思い出せない

ひとつだけ言える事は
自分は決して天国へは行けないだろうという実感があるだけだ

これからどうするのか?それもわからない
ただ永遠に時が続くというのなら
『仕事』を『生きがい』にしておけば幸福になれるかもしれない

しかしどうしたものか 『左腕』をとられたのは ちとつらい
あの女坊主のが代わりにくっつくかな

それにしても素敵な青空だ 今夜はどこで休むとするか




吉良吉影と雪華綺晶 戦闘潮流
http://newsvipblog.blog57.fc2.com/blog-entry-1105.html



3 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 11:50:32.32 ID:XTmw//Mu0
吉良(向こうからやってくる あれは女…? いや子供?)

雪華「迷子の迷子の子猫ちゃん…」

吉良(…こいつも幽霊か?)

通行人の足にぶつからないよう電柱の陰にうずくまったり
木の上にしがみついてるヤツらと同じになるのはごめんだが
この少女のようになるのもごめんだ

自暴自棄

幽霊であること 幽霊であり続けることに耐えられなくなって
フラフラとうわごとを呟きながら彷徨い歩く




6 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 11:58:04.95 ID:XTmw//Mu0
そのうち生きている人間にぶつかられて魂を砕かれるだろう
そして消滅するのだ この私の左腕と同じように

雪華「あなたのお家はどこですか…」

吉良(? ついて来る?)

雪華「お家を聞いても分からない…」

吉良「おい」

雪華「?」

吉良「私はこれから一人で静かに休みたいんだ
    ついて来るんじゃあない」

雪華「……」




7 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:07:49.06 ID:XTmw//Mu0
吉良(この少女…右眼が無い 代わりに白薔薇が咲いている)

屋敷幽霊で手に入れた拳銃を収めたポケットに手を突っ込む

何かだ 何かがおかしい こいつはただの幽霊ではない気がする
まさかあの卵から生まれてきた奴らと同じ 魂の掃除屋では?

雪華「……」

吉良「何か言ったらどうなんだ? 口が利けないわけではないだろう
    君の名前は? 何故私の後をついて来る?」




9 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:14:14.12 ID:XTmw//Mu0
雪華「あなたは…誰?」

吉良「疑問文に疑問文で答えてはいけないと親から教わらなかったのか
    私は『君の名前は?』と聞いたんだ」

雪華「親…?お父様 会いたい でも 私は誰?」

吉良(いかれてるのか?相手にするだけ無駄だな)




13 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:20:16.06 ID:XTmw//Mu0
吉良「……」

雪華「名前を聞いても分からない…」

吉良「あおいにくだが私は犬のおまわりさんではない
    遊び相手が欲しいのなら もっと暇そうな奴でも見つけてやってくれ」

雪華「そう…あなたは犬ではない あなたは猫
    ネズミを捕るのがとても上手だったのに」

吉良「私が 猫?」

雪華「あまりにネズミを捕りすぎたから あなたは家を追い出された」

吉良「何の話をしている?」




16 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:27:23.24 ID:XTmw//Mu0
雪華「追い出されたことすら忘れてしまい
    自由に出し入れできる便利な爪も失くした可哀想な猫」

吉良「急によく喋るようになったな
    爪を失くした猫だと? (鼻を失くした象なら心当たりはあるが)
    いやそれより さっきも言ったろう私は…」

雪華「私は吉良吉影 今まで手の綺麗な女性を48人殺しました」

吉良「おまえ!!」

即座に取り出した拳銃の幽霊の引き金を二度引く
少女の脳天と唯一つ残された金色の左眼に命中したが…




19 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:34:53.56 ID:XTmw//Mu0
雪華「もぐ…… ぺっ」

吉良「馬鹿な 確かに頭と目にくらわせてやったのに
    何とも無いのかこいつ 銃弾を口から吐き出しやがった」

雪華「銃は捨てなさい あなたは猫 自らの爪と牙で戦う誇りを持って」

吉良「ふざけるな!どうして私の名前を知っているッ!?
    あの女坊主の差し金か?」

銃弾で空けてやった穴は見る間にか塞がっていく

雪華「私があなたの爪になる だから あなたは私にあなたを頂戴」

吉良「フン 本性が出たな 目的は私の魂か」

雪華「……」




23 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:41:59.97 ID:XTmw//Mu0
雪華「スイッチを押させるなァー!」

吉良「男の声!?」

雪華「いいや限界だッ!押すね!!」

吉良「これは私の?」

雪華「さぁね 少なくとも安心なんて無いところよ」

吉良「貴様 いったい何を言って…?」

雪華「思い出せた?自分がどうやって死んだのかを」

吉良「う…ぐ… わ 私は」

頭痛がする 吐き気もだ 気分が悪い
右腕から力が失せ 拳銃の幽霊を落としてしまった




25 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 12:50:27.94 ID:XTmw//Mu0
吉良「しまっ…」

雪華「人は何かを捨てて前へ進む それとも 拾って帰る?」

吉良「小娘が 利いた風な口をッ」

雪華「もう分かるはず 分かっているはず
    あなたは自分が誰だったのか これから自分が何をすべきか
    あなたが求めるものは銃ではなく私 さぁ 手をとりあって」

彼女の瞳の悲しげなこと 微笑みながらもその瞳は暗い
その言葉に 視線に私は抗えなかった
言われるがままに その白い女王の手をとる

雪華「くすくす… 迷子の迷子の子猫ちゃん あなたのお家はどこですか?」

吉良「………杜王町」




28 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:01:27.34 ID:XTmw//Mu0
億泰「待ちやがれテメー ぶっ殺してやる!!」

翠星「ひぃーー! やっぱりやめとけば良かったですぅ!!」

蒼星「どうしよう あの人 脚力だけで僕らの鞄に追いついてくるよ
    ねぇ翠星石 おとなしく『それ』を返したらどうかな」

翠星「そ それだけはできないです これは天の恵み…」

蒼星「前ッ!!翠星石!前!人が!ぶつかる!」

翠星「ほぁああーーッ ここでインド人を右にーーッ!!」

仗助「あぶどぅる!?」

蒼星「あ 危なかった かすっただけで済んだ」

翠星「なんですか?今曲がり角から突然出てきたハンバーグは」

蒼星「ハンバーグじゃないよ!人の頭だよ
    もう少しで人身事故だったんだから」




29 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:08:38.49 ID:XTmw//Mu0
億泰「ちくしょ~!仗助ェ!なんであそこで捕まえてくれないんだよ」

仗助「億泰?何やってんだ?いきなり言われても意味分かんねーよ」

億泰「すまねぇ でもいいところに来てくれた
    一緒に追いかけながら話を聞いてくれ」

仗助「お おう!でもなんかこの展開見覚えがあるんだが」

億泰「そうなんだよ 自販機でカルピス買おうと思ったら
    小銭をぶちまけちまってよ そしたらいきなり物陰から
    あいつらが出てきて俺の金を拾って逃げやがったんだ!!」

仗助「おめ~今度は金盗られたのかよ」




34 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:16:10.61 ID:XTmw//Mu0
億泰「うおお!返しやがれ~」

仗助「億泰もしょうがねぇなぁ だが泥棒はいかんぜ 泥棒はよぉ~」

蒼星「ヤンキーが二人に増えてるよ翠星石!」

翠星「百円以下は拾っても交番に届けなくてもいいんです
    だからこれは翠星石のものですぅ!!」

億泰「嘘つけ!テメー百円玉二つ持って行っただろーがッ!!」

翠星「す 翠星石と蒼星石二人いるんですから当然の算数です!」

蒼星「すいません!悪気は無いんです 見逃してくれませんか!?」

億泰「ダアホ!!悪気が無くて人の金盗むやつがいるかぁ!!」




38 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:23:03.71 ID:XTmw//Mu0
仗助「いい性格してやがる あいつら 親の顔が見てみたいぜ
    だが空飛ぶ鞄を乗り回すとは新手のスタンド使いか?あの二人組み」

蒼星「このままじゃ追いつかれちゃうよ もう少し高く飛ぶ?」

翠星「駄目です これ以上 高度を上げると
    せっかく雪華綺晶から逃げ出せたのに見つかるです
    もう絶対に蒼星石は翠星石の側から離さないですよ!!」

蒼星「翠星石…」

翠星「…にしても万事休すです
    あのトーテムポールみたいな馬鹿面人間だけならまだしも
    頭が花まるハンバーグ人間まで…」

億泰「トーテムポールだぁ!?」




42 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:28:46.51 ID:XTmw//Mu0
仗助「おい嬢ちゃん 俺の頭がなんだって?」

蒼星「駄目だよ翠星石 そんなこと言っちゃ
    あれでも自分では格好いいと思って やってるんだろうから」

億泰「あ 駄目押し」

仗助「ぶッ殺す!!」




44 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:33:35.58 ID:XTmw//Mu0
仗助「クレイジーダイヤモンド!!道路の畳石を破壊!!」

億泰「ちょ ちょっと仗助 落ち着けって!!
    相手は子供!女の子!!スタンド攻撃は無し!!
    二百円で追い回した俺が言うのもなんだけど…」

仗助「億泰 おめ~ あいつらの衣服の切れッ端でも持ってないか?」

億泰「そんなものねーよ! っつーか おまえ自動追尾弾使うつもり!?」

仗助「じゃあ仕方ない 破壊した瓦礫を!そのまま投げるッ!!」




47 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:39:36.85 ID:XTmw//Mu0
翠星「うひゃぁっ!?何か鞄の横を通り過ぎたです!?」

蒼星「石の塊を投げつけてきたんだよ」

翠星「え?だって この鞄より大きかったですよ
    それが翠星石達の後ろから前方のはるか空の彼方まで一直線
    イチローよりも強肩だというのですか?あのハンバーグヘッドは」

蒼星「どうやら怒らせてはいけない人を怒らせちゃったみたいだね
    でもコントロールはそれほど良くないみたいだ
    あたらなければどうということもない」




49 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:45:14.41 ID:XTmw//Mu0
億泰「わざと外したんだよな!?仗助?
    流石のお前もキレたからって子供に全力で岩ぶつけるわきゃ…」

仗助「『直す』ッ!!」

億泰「仗助ぇ!?」

蒼星「前からさっきの岩が!?」

翠星「戻って来たです!?避けられな…」




51 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 13:52:35.74 ID:XTmw//Mu0
翠星「…ッ!! …? あ…れ? ぶつかって…ない?」

蒼星「あ ありのまま今起こったことを話すよ翠星石
    岩と正面衝突したと思ったら
    僕達の乗った鞄は直撃コースから横にずれていた」

億泰「本気…だったのかよ仗助 おめ~
    クレイジーダイヤモンドの『直す』で 岩をブーメランのように戻らせて…」

仗助「でも お前が助けただろ?」

億泰「あ てめー!俺のザ・ハンドの射程距離まで計算して?
    いくらなんでも無茶苦茶だろ~ 寿命が縮んだぜ」

仗助「悪ぃ悪ぃ この髪型にケチつけられるとよぉ
    目の前が真っ白になっちまって…」

翠星「何言ってるんですかね?あの二人?」

蒼星「よく分からないけど 逃げるなら今だよ翠星石」

翠星「こ…腰の球体間接が抜けちまったです」

蒼星「……」




56 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 14:00:50.81 ID:XTmw//Mu0
露伴「いい天気だな康一君 絶好のお使い日和ってやつだ」

康一「露伴先生 なんで僕まで御一緒しないといけないんです
    お使いを母さんに頼まれたのは先生じゃないですか
    それに用事は済ませたのに帰り道をこんな遠回りまでして」

露伴「薄情な奴だな君は」

康一「先生が勝手に山を6つも買って破産して
    僕の家に居候しているからでしょう
    母や姉は喜んでいるみたいですが
    僕は早く出て行って欲しいと思っているんですからね」




66 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 14:30:46.95 ID:XTmw//Mu0
露伴「善処するよ それより遠回りには意味があるんだ
    ちょっと寄り道したいところがあってね」

康一「…分かってますよ目的は
    先生も未練がましいところがあるんですね
    あの『小道』には もう鈴美さんはいないのに」

露伴「そんなんじゃないさ あそこは何ていうか特別な場所だから」

康一「そういうのを未練だと僕は思うんですがね」




69 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 14:39:25.99 ID:XTmw//Mu0
吉良「おかしい…」

雪華「おかしい?」

吉良「ああ そこのポストの根元を見てみろ」

雪華「……」

吉良「子供が踏んづけた犬のウンコがあるだろう」

雪華「…ええ」

吉良「この場所は杜王町の中でも特別な場所だ
    死者の魂の通り道とでもいうか
    この世とあの世の波打ち際とでもいうか…」




73 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[>>68 >>70 間違えた] 投稿日:2008/12/06(土) 14:47:14.38 ID:XTmw//Mu0
雪華「エーテルとアストラルの特異点」

吉良「? また小難しいことを…
    とにかく ここには『主』がいたんだ
    一度追い出され 杜王町の住人ではなくなった幽霊(私)が
    この場所に入るには その主の許可が要る」

雪華「杉本鈴美 彼女なら既に成仏した」

吉良「そういうことだろうな そして次の主も決まっていない
    でなければこう簡単に私がここに入り込めるはずが…」




74 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 14:56:57.28 ID:XTmw//Mu0
康一「先生 誰かの話し声がしますよ」

露伴「そうかい?僕は康一君ほど音に敏感じゃないから
    ッと!急に立ち止まるなよ 危ないじゃ…」

康一「あ…あ…」

吉良「……広瀬 康一」

露伴「こ こいつは…まさか」

吉良「それに 岸辺露伴か」

露伴「吉良吉影ッ!!」

康一「くらわせろッ!!ACT3!!」

ACT3「OK! MASTER LET's KILL DA HO!」




76 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:03:18.20 ID:XTmw//Mu0
吉良「守れ キラークイーン」

雪華「はい」

ACT3「OUCH!?」

康一「ACT3のラッシュが!いなされた?
    それにキラークイーンだって?この女の子がッ!?」

雪華「……」

露伴「何か分からんが化けの皮をはいでやる!ヘブンズドアー!!」

雪華「ッ!?」

露伴「康一君に気を取られすぎたな
    本にさえしてしまえば どんなスタンドだろうと…」




80 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:10:26.65 ID:XTmw//Mu0
吉良「果たしてそうかな? 今のキラークイーンは この私にとっても謎の存在
    そもそもスタンドなのか幽霊なのか それすら」

雪華「……かゆい」

康一「せ 先生!あのキラークイーン!! 自分のページを破って…」

雪華「あげる」

露伴「伏せるんだ康一君!!ページを千切って飛ばしてくるッ!」

康一「うわあああ!な なんなんですか あのキラークイーンは
    以前の爆弾スタンドとは全くの別物!」

露伴「僕にも分からない!しかし今の僕達はかなりヤバイ状況にいる
    あのキラークイーンの紙吹雪に閉じ込められた形だ
    攻めることも…逃げることもできない!!」




81 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:18:37.23 ID:XTmw//Mu0
吉良「よくやったキラークイーン そのままだ
    私もお前も人間を殺すことは本意ではないはず」

雪華「……」

康一「殺すのが本意ではないだと? 殺人が趣味の大馬鹿の癖に!!」

吉良「理解してくれとまでは言わないが殺人は私の生活の一部だったのだ
    君達が朝起きて 昼食事をして 夜眠る
    それと同じように私には女を殺すことが必要だった」

露伴「エゴだな 反吐が出る」

吉良「しかし それも生前の話 死後に幽霊となった私には
    もはや そういった衝動はほとんど無いといっていいだろう」

雪華「……」

吉良「そこで私は考える これから何を生きがいにして
    おっと幽霊が生きがいだなんていうのも変かな フフッ
    まぁ 何を楽しみにしてやっていこうかということだ」




87 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:25:48.38 ID:XTmw//Mu0
康一「ふざけるな!お前のせいで杜王町は!
    街のみんながどれだけ傷ついたと思っているんだ!?」

吉良「罰は受けた 生命を助けるはずの救急車に
    私の命が持っていかれたのも運命というものだろう
    命を運ぶと書いて運命 よくぞ言ったものだ」

露伴「罰は受けたぁ?よくそんな台詞が吐ける!!」

吉良「これからも罰は受け続ける だが私はその罰を生きがいにしたい」

康一「罰を生きがいに?」

吉良「結論から言おう 私はこの杜王町の『主』
    守護精霊と言い換えてもいい それになりたいと思っている」




89 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:37:39.24 ID:XTmw//Mu0
露伴「はぁ?殺人鬼が精霊にだってぇ!? 聞いたかよ康一君!こいつは傑作だ!」

吉良「おかしいかね岸部露伴?」

露伴「当たり前だッ!!この街の守護精霊と呼べる者はただ一人
    お前のような薄汚い奴がそれに成り代わろうなどとッ!」

雪華「けど 杉本鈴美はもういない」

康一「ッ!!」

吉良「主とはどこにでも必要なものだ
    山や川ではそこに住んでいた動物の霊がそうなることが多いが
    街の場合は当然 人がその役目を負う」

雪華「主がいなくなれば その地は乱れる 衰える」




91 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:47:43.61 ID:XTmw//Mu0
吉良「杉本鈴美がいなくなってから何か事件は無かったかな
    特に人が死ぬようなことは? それもスタンド使い絡みで」

康一「……蓮見琢馬」

露伴「馬鹿言うなよ あの事件と杉本鈴美に関係なんて!」

吉良「直接とは言わない だが人が狂気に走ってしまうのは
    街にそれを押さえつける力が無いからだ
    力のある主がいないからだ」

康一「お前ならあれを止められたと!?」

吉良「私は君の言うようにこの杜王町を深く傷つけた
    けれども私は この杜王町を愛してもいる」

雪華「愛していたからこそ傷つけた」

吉良「だが今は!街を傷つけるものから
    この杜王町を守りたい 魂を賭けて!それが私の罰」




97 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:54:02.05 ID:XTmw//Mu0
露伴「そんな一方的な理屈!誰が認める!?」

雪華「街が認める 皆が認める」

吉良「杜王町の住人は宗教にこっているわけではないが
    『鰯の頭も信心』 と こう言う人が多い」

雪華「何か良いことがあった時 何か嬉しいことが起きた時」

吉良「人は何故か 見えない誰かに感謝する それが主だ
    広瀬康一 岸部露伴 立ち去るがいい
    君達は私の愛する杜王町の善良なる住民なのだから」




102 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:59:56.05 ID:XTmw//Mu0
康一「紙吹雪が…消えた?」

露伴「行くぞ 康一君」

康一「そんな?先生!!」

露伴「ここは引くんだ 吉良…いや
    あのキラークイーンには僕達では勝てない!!」

康一「く……」

吉良「賢明だな そうそうここから先は振り返るんじゃあないぞ」

雪華「クスクス…」




103 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:05:31.91 ID:XTmw//Mu0
雪華「クスクス…」

吉良「いつまで笑っている?そんなにあの二人が滑稽だったか」

雪華「可笑しいのはあなた 戦ったら勝てないのはあなたの方だった」

吉良「確かに だが向こうは幽霊のルールを知らないからな
    私のような魂むき出しの状態の幽霊には 肉体で触れるだけで倒せるということを」

雪華「でも次は無い」

吉良「その通りだ 何か良い方法は無いものか」




105 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:12:14.76 ID:XTmw//Mu0
雪華「器 あなたのための空っぽの体がいる」

吉良「器?」

雪華「私も昔 自分だけの体を手に入れた だからこうしてここにいる」

吉良「お前の話は分かり辛い 具体的に言え」

雪華「私の体はピンクのお姉さま 可愛い 可愛い」

吉良「……」




107 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:19:26.91 ID:XTmw//Mu0
康一「早人君には教えないほうが良いでしょうね」

露伴「当たり前だ このことはスタンド使いだけで片をつける
    主だと!ふざけやがって!!」

康一「でも あの新しいキラークイーンはいったい?
    ねぇACT3?君が一番彼女に近づいた 何か気付いたかい」

ACT3「分カリマセン 
    タダ…実体化したスタンドのヨウナ感じがシマシタ」

露伴「あれはスタンドでは無いのかもしれないぞ
    いや スタンドだとしたらとんでもないスタンドだ
    見ただろう 僕のヘブンズドアーを ものともしなかったのを」

康一「ええ」




108 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:26:46.35 ID:XTmw//Mu0
露伴「君は以前 山岸由花子にACT1の『音』が効かなかったことがあったよな」

康一「は はい」

露伴「その時 君はどう感じた」

康一「え~と 『言っても無駄』というのがこれほどとは…」

露伴「僕があいつに感じたのはこうだ
    『何を考えているのか分からない』というのがこれほどとは…」

康一「……」




113 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:33:22.13 ID:XTmw//Mu0
露伴「僕のヘブンズドアーは記憶を読む
    猫や犬なら本にしたこともある だが鳥や魚はまだうまく本に出来ない
    出来たとしてもすぐに本は閉じてしまうんだ」

康一「先生!?それって…」

露伴「鳥や魚には記憶力があまり無いと言われている
    そのことが関係しているのかもしれない」

康一「あのキラークイーンの記憶力が鳥頭だと?」

露伴「もしくはその逆 人間を遥かに凌駕した記憶を持っているかだ
    どちらにせよ あの吉良のスタンドだというのは信じられない」

康一「早く仗助君や承太郎さんに相談しないと…」




116 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:41:27.19 ID:XTmw//Mu0
翠星「……モグモグ」

蒼星「あ ありがとうございます」

億泰「最初から素直に言ってりゃ菓子パンぐらい買ってやったんだよ
    それをあんなコソ泥みたいな真似」

仗助「…にしてもローゼンメイデン?生きた人形?
    スタンド使いじゃあないのか?なぁ 翠星石と言ったな?」

翠星「……モグモグ」

蒼星「僕達の方も…その スタンドというのは初耳で」

億泰「でも見えるんだろ?これ(ザ・ハンド)が」

蒼星「ええ なんかブリキのロボットみたいなものが」




117 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:51:10.85 ID:XTmw//Mu0
仗助「うーん どう思う?億泰よ」

億泰「お前に分からない事が俺に分かるわけ無いだろ
    俺は頭悪ぃんだからよ」

仗助「そうだよな 未起隆の時も結局うやむやだったし
    無理に答えを出すのは止めておくか」

億泰「じゃ そういうことで 食い物は恵んでやったからな」

仗助「俺達はもう行く 達者で暮らせよ」





119 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:56:37.36 ID:XTmw//Mu0
翠星「……ギュッ」

仗助「えーと 制服の裾 離してくれない?特注で結構高いのよ」

翠星「岩…」

仗助「わ 悪かった 菓子パンもう一つ買ってやろう
    だからそれで許して お願い」

蒼星「いえ そういうことじゃなくて翠星石が言いたいことは
    あの岩がどうして前から飛んで戻ってきたのかということだと」

億泰「なら はっきりそう言えよ
    なんか急に元気が無くなったな 腹でも痛いのか?」




122 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:03:22.73 ID:XTmw//Mu0
蒼星「人見知りする姉なもので…」

億泰「人をトーテム呼ばわりしといて今さら恥ずかしがられてもなぁ
    さっきのスタンドの説明の延長になるが
    スタンドには個別に特殊な能力があるのよ」

蒼星「能力?」

億泰「ああ 俺のザ・ハンドの能力は『削る』
    空間を削り取って瞬間移動させることもできる
    さっきお前らを鞄ごと移動させたのも俺だ」

仗助「俺のクレイジーダイヤモンドの能力は『直す』
    壊れたものや自分以外の怪我なんかを元通りに出来る
    投げつけた岩は俺が直したことで
    元の道路の畳石へと直りに戻ってきたわけだ」




124 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:11:44.78 ID:XTmw//Mu0
翠星「直す?怪我や失ったものを取り戻すことが出来るですか!?」

仗助「あ ああ 死んでしまった者やパーツが無いものは無理だが…」

翠星「お願いです!蒼星石を直してやって欲しいです!!」

蒼星「翠星石!?そんなこと急に頼んでも迷惑に…」

翠星「えぇい 蒼星石はいつも自分のことを後回しにして考えるから駄目なのです
    ローザミスティカを取り戻したくは無いのですか!?」

蒼星「それは…」

仗助「怪我でもしているのか!?」

翠星「そうです 早く直して欲しいですぅ!!」

蒼星「ちょっと翠星石 説明はちゃんとしないと
    仗助さん 今度は話すと少し長くなるんだけど いいかな?」




126 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:19:17.78 ID:XTmw//Mu0
承太「康一君 疑うわけじゃあないんだが本当なんだな?
    左腕を失った状態の吉良の幽霊が戻ってきた それも謎の少女と一緒に」

康一「ええ そうなんです 承太郎さんには先に電話で連絡しなきゃと思って
    これからすぐに仗助君にも直接会って対策をとります」

承太「俺もすぐに日本に行く」

康一「すいません」

承太「君が謝ることは無い 俺が着くまで無理は…
    いや康一君には念を押す必要も無いな ではもう切るぞ」

康一「はい」




128 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:26:16.01 ID:XTmw//Mu0
露伴「どうだった?」

康一「承太郎さんは今からアメリカを発つそうです」

露伴「できれば杜王町のスタンド使いだけで解決したいが 相手は吉良
    (くそったれ)仗助じゃあ不安だ」

康一「仗助君は承太郎さんと同じくらい頼りになりますよ
    これから仗助君を探しますが 先生はどうします?」

露伴「探す?あいつは携帯電話を持っていないのか?」

康一「お母さんが許可していないんです
    さっき家の方にも電話したんですが不在みたいで」

露伴「どうせ(あほの)億泰と一緒に遊んでいるんだろう
    億泰に連絡を取ってみろ」

康一「億泰君も携帯電話は持っていないんですよ
    使い方が分からないって…」

露伴「……カフェ・ドゥ・マゴあたりから探してみるか」




133 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:34:21.36 ID:XTmw//Mu0
仗助「グレート… 姉妹で殺し合いか えげつねぇな」

億泰「……」

仗助「億泰?うおっ!おめ~泣いてるのかよ!!」

億泰「うるせ~ 俺こういう話に弱いんだからよ
    ローザなんとかを盗られただけでなく 翠星石を捕まえる罠に改造されたんだろ~
    仗助ぇ!早く直してやれよ!!」

翠星「そうです!トーテム人間の言うとおりです
    蒼星石にとっては今動いていることのほうが奇跡なんです
    さぁ早く直してやってくれですぅ!!」

仗助「わ 分かったよ 直すよ それじゃ蒼星石 ちょっとそのまま動かないでくれ」

蒼星「は はい お願い…します」

仗助「クレイジーダイヤモンド!」

蒼星「!?」




135 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:41:44.47 ID:XTmw//Mu0
翠星「治ったですか?」

仗助「そのはず…なんだが」

蒼星「ありがとう仗助さん だいぶ楽になった」

仗助「すまない クレイジーダイヤモンドにできるのはここまでだ」

翠星「どういうことです?蒼星石!?」

蒼星「ローザミスティカは…僕には戻らない」

億泰「どうしてだよ!?仗助?」

仗助「考えられる可能性は二つある
    蒼星石のローザミスティカを奪った奴の支配力が
    クレイジーダイヤモンドの直す能力を上回っている場合」




138 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:48:11.12 ID:XTmw//Mu0
億泰「もう一つは?」

蒼星「ローザミスティカはもともと一つだったものを
    七つに分割してローゼンメイデンに分け与えられたもの
    僕の一部だとは認識されていないのかもしれない」

翠星「そんな…」

仗助「気休めかもしれないが 蒼星石の体中に埋め込まれた
    白茨のつけた傷穴だけは直しておいた」

翠星「蒼星石!?ずっと痛かったのですか?」

蒼星「黙っててごめん 君を心配させたくなくて」




140 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:55:01.11 ID:XTmw//Mu0
仗助「クレイジーダイヤモンドなら白茨だけ取り除くことも出来る
    これは確実に成功を保証するよ
    昔 お袋の腹から寄生虫みたいなスタンドを捕まえた」

蒼星「これは抜かないで欲しい ローザミスティカも無しに今僕が動けるのは
    この白茨があるからだ 翠星石を捕らえる罠としての機能をまだ…」

翠星「蒼星石…」

蒼星「大丈夫 きっとこの白茨を抑え付けてみせる」

仗助「……」

蒼星「仗助さん 億泰さん ありがとう」

億泰「おい…お前らこれからどうするつもりだ?」

蒼星「仲間に連絡を取っているところなんだ
    見つけてもらうまでは なんとか生き延びて…」




141 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:01:19.59 ID:XTmw//Mu0
翠星(キュピーン!)

翠星「ふう…どこか雨風だけでもしのげる所はないですかねぇ
    今日は『とても親切な』人間に助けられましたけど
    明日はどうなることやら」

仗助「……」

翠星「妹の術後の肥立ちも心配ですぅ
    ああっ 春が近いとは言え東北地方の夜は身を切る寒さですぅ」

蒼星(ちょっと翠星石 露骨過ぎるよ あと肥立ちの使い方が間違ってる)

翠星(背に腹は代えられないです これは賭けです)

蒼星(逆効果だよ 億泰さんの方はもう ほとんど『落ち』てたのに)

翠星(マジですか!?)




146 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:08:40.85 ID:XTmw//Mu0
億泰「俺ん家でよければ来てくれて構わないんだが」

翠星「恩に着るです!」

蒼星(え 翠星石の大根芝居はスルー!?)

億泰「ボロいが 誰もお前らに文句を言う奴もいない
    仲間と連絡が取れるまでは身を隠すといいぜ」

仗助「まあ確かに 俺の家だと少し問題あるしな
    あのお袋相手にどう説明していいか分からん」

億泰「んじゃ早速 俺はこの双子を家へ連れて行こうと思うんだが
    仗助 お前はどうする?」

仗助「ん~ 俺はもう少しローゼンメイデンとやらを調べたいと思う」

億泰「心当たりでもあるのか?」

仗助「いや全然 ただ人形に詳しそうな奴が一人いたかなぁ」

億泰「俺らの知り合いにそんなマニアいたっけ?」




153 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:15:16.85 ID:XTmw//Mu0
間田「それで俺のところに来たってワケ?」

仗助「そ~なんすよ 何か知りません?」

間田「あのさ仗助君 なんで君 俺が人形に詳しいと思ったの?」

仗助「いやだって間田…さんのスタンドは人形じゃないっすか」

間田「その人形(サーフィス)を どうしてくれたか覚えてる?」

仗助「ぶっ壊したっスね(笑)」




157 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:20:24.70 ID:XTmw//Mu0
間田「あの人形が壊れたままだと俺はスタンドを使えないんだぞ!?
    スタンドを使えないスタンド使いが
    この街で今まで生きていくのにどれだけ…!!」

仗助「いや~ でもスタンド無しで今までやってこれたってことは
    相当機転を利かせてきたんじゃあないっすか?」

間田「ま まぁな!君達の知らないところで
    俺も数多の死線をくぐってきたわけよ」

仗助「その百戦錬磨のお知恵を借りれればなぁ~」




162 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:25:23.60 ID:XTmw//Mu0
間田「おべっか使うなよ
    そうやって俺を持ち上げて ただで情報を教えろという気かい?」

仗助「え?金とるんすか?」

間田「対価は金じゃなくていい それに君にならなんてこと無い作業だ
    だが君にしか出来ないことでもある」

仗助「はい!人形(サーフィス)をすぐに直させていただきます!」

間田「物分かりが良くて助かるよ
    破片はすべて拾い集めて裏庭においてあるから早速頼む」




168 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:33:07.33 ID:XTmw//Mu0
仗助「間田の野郎~ 下手に出ればつけ上がりやがって
    つーかサーフィスの破片 全部拾い集めてたのかよ…
    それに蒼星石から聞いたのと同じような話しかしやがらない
    だがまぁ彼女達を疑うわけじゃあないが 一応ウラは取れた
    それに…」


『こっから先は俺の個人的な意見だがローゼンメイデンもスタンド使いと同じだ
 知らず知らずのうちにお互いが引かれあうんだよ
 何しろ元は一つのローザミスティカから命を分け与えられたそうだからな
 そいつらが仲間を探してるというのなら きっとすぐ見つかるだろう
 ただ敵にも近いうちに見つかるはずだろうけどね』


仗助「ローゼンメイデンとローゼンメイデンも引かれ合う か
    こりゃ億泰の野郎 思ったよりとんでもないものを拾いやがったのかも…」




171 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:38:56.07 ID:XTmw//Mu0
ACT1「仗助君ッ!やっと見つけた!!」

仗助「うおおっ!!こ 康一のエコーズか!!
    もう暗いんだから いきなり空から目の前に降りてくるなよ!
    ビビんじゃねーかッ!」

ACT1「ごめん!でも大変なんだ!吉良が!!」

仗助「吉良だと!?」




174 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:44:15.16 ID:XTmw//Mu0
億泰「麗しの我が家とは言えないが まあ楽にしてくれ」

翠星「言われなくても楽にするですぅ お邪魔しますですぅ!!」

億泰「おい お前ら玄関では靴を脱い…」

蒼星「ごめん 僕達西洋人形だから」

億泰「いや答えになってねーし あ!コラ翠星石!勝手に奥に行くと…ッ」

翠星「ほぎゃああああああッーーーーー!!」

蒼星「!?」

億泰「言わんこっちゃ無い… きっと俺を出迎えに上から降りてきたんだな」




179 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 18:52:08.56 ID:XTmw//Mu0
親父「おおッ おおあああッ」

翠星「な…な…何ですか…『これ』!?」

億泰「びっくりさせちまって悪いな そいつは」

蒼星「翠星石 謝るんだ その人はきっと億泰さんの家族だ」

億泰「! 良く分かったな 俺のオヤジだ
    ちょっと病気で見た目はこうだし 言葉も喋れないが 取って食いやしないぜ」

翠星「オヤジ…ということはトーテム人間のお父様
    はッ!!トーテム…いや お 億泰さんゴメンナサイです
    翠星石 億泰さんのお父さんのことを…」

億泰「あ~ いいって!いいって!こっちこそ驚かせて悪かったな
    あ オヤジ 説明するのが遅れたな
    しばらくの間うちに居候する翠星石と蒼星石だ」

親父「おおっ!おうッ!!」

翠星「よろしくです」

蒼星「よろしく」




186 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:00:09.10 ID:XTmw//Mu0
猫草「ふぎゃあっ」

翠星「ん? 億泰…さん 億泰さんのお父さんの手に…」

億泰「億泰でいいよ それは猫草だ まぁ猫の草だな」

翠星「頭の悪い説明ですねぃ」

億泰「うるせぇ~ 俺は説明が下手なんだよ」

親父「あおっ!おっ!」

翠星「ん?翠星石に持てって?いいんですか?」

親父「うっ!うぉ!」

翠星「それでは遠慮なく…」




188 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:06:35.11 ID:XTmw//Mu0
猫草「にゃ ごろにゃ!」

翠星「おお~ これは…まさしく猫…の草です」

億泰「ぎゃ~ははは!オメーも俺と同じことしか言えてね~じゃね~かよ!」

翠星「や やかましいです!!
    トーテム人間の知能レベルに合わせてやってるんですよ!」

億泰「ははは!どうだか」




192 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:14:14.20 ID:XTmw//Mu0
蒼星「笑ってる 翠星石が… 億泰さん本当にありがとう」

億泰「億泰でいいったら それよりも蒼星石
    おめぇ どうしてすぐにオヤジが俺の家族だと分かった?」

蒼星「億泰とそっくりじゃないか 顔が」

億泰「……」




199 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:24:02.24 ID:XTmw//Mu0
仗助「吉良が帰ってきただとおッ!!」

康一「それも様子が変なんだ…」

仗助「言うに事欠いて『街を自分が守る』~っ!?
    ふざけんなよッ!! あの糞野郎!!
    重ちーを 鈴美さんを 何人殺したと思ってやがるんだ!!」

露伴「気持ちは分かるが落ち着け仗助」

仗助「露伴~ テメーすごすご逃げ帰ってきてんじゃねーよ!
    頼みのヘブンズドアーが駄目なら すぐ退散かコラァッ!!」

露伴「何だと?もういっぺん言ってみろ?」




204 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:41:25.79 ID:XTmw//Mu0
康一「落ち着いて下さい先生!
    仗助君も!あの時 露伴先生の判断で退いていなければ
    僕は殺されていたかもしれないんだよ」

仗助「こ 康一がそう言うのならよ で…承太郎さんは いつ来てくれるんだ?」

康一「明日の夕方には到着するってさ」

仗助「そうか承太郎さんも急いできてくれてるんだな
    だが相手は吉良だ 承太郎さんの到着を待ってからじゃ
    後手に回る可能性もある 何か今のうちに出来ることを…」

康一「僕はこれから由花子さんやトニオさんにも知らせようと思うんだけど」

仗助「ああ そうした方がいいぜ~
    だがやはり気になるのは吉良のその新しいキラークイーンだな
    女の子の格好だと?想像がつかないな」




206 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:48:16.19 ID:XTmw//Mu0
露伴「スケッチを描いてやる こんな感じだ」

康一「流石に上手ですね 露伴先生」

仗助「あ ども……ッ!!!」

露伴「どうした仗助?」

仗助「右眼に薔薇… プリーツの意匠
    ロングにツーサイドアップの髪…こいつのこの姿は…ッ!?」

康一「知ってるの!?仗助君!?」

仗助「康一よぉ~ マジに この絵 そっくりなんだろ~なぁ~?」

康一「う うん こういう言い方は変だけど 本当に外国のお姫様みたいな…」

露伴「おい仗助 僕が信じられないと言うのか?」




208 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 19:56:35.26 ID:XTmw//Mu0
『なぁ蒼星石 お前らの敵ってどんな奴なんだ?』

『僕に この白茨をうち込んだ人形だね
 右眼が無くて その眼窩に白い薔薇が咲いている
 よく微笑みを浮かべているけど 左眼は笑っていない
 常に何かを悲しんでいるかのようで 瞳は暗く濁った金色だ
 髪型や服装は…』


仗助「蒼星石が言っていた『敵』に間違いない
    こいつはローゼンメイデン第七ドール雪華綺晶!
    しかし どうして吉良が!?」

康一「キラキショウ?」

露伴「ローゼンなんだって?仗助?お前突然何を…」

仗助「億泰が…あの双子がヤバイ!!」




213 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:03:14.14 ID:XTmw//Mu0
翠星「…五枚チェンジです」

億泰「散々悩んで五枚かよ」

翠星「あ あらゆる可能性を吟味した結果の苦渋の決断ですぅ」

蒼星「はい 翠星石は五枚だね 億泰は?」

億泰「俺には三枚くれ」

蒼星「どうぞ 僕の手札はこのままでいい さあ 二人ともコール?ドロップ?」




216 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:09:55.13 ID:XTmw//Mu0
『コンコン…』

億泰「ん?ノックの音?玄関か」

翠星「誰か来たですか?早く出た方がいいですよトーテム人間」

億泰「しょうがね~なぁ おい翠星石 俺のカード見るんじゃないぞ?
    蒼星石ちゃんと見張っといてくれ」

蒼星「分かった」

翠星(チッ…)

億泰「それにしてもこんな時間に誰だろ?それに普段俺ん家を訪れる奴なんていないし……」

翠星「行ったですね ではトーテム人間の手札を見させてもらうですよ」

蒼星「ちょ…ちょっと翠星石!」




219 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:16:38.72 ID:XTmw//Mu0
億泰の手札
『スペードの3、クローバーの3、スペードの4、クローバーの4、ハートのA』


翠星「おっ!ツーペアですか」

蒼星「見ちゃダメって言われたのに…」


翠星石の手札
『ハートのQ、ダイヤのQ、ハートの5、クローバーの8、スペードのJ』


翠星「翠星石はQのワンペアですから これでは勝てないですね
    トーテム人間が戻ってきたらドロップするです」

蒼星「……」

翠星「さ 蒼星石も私達の役を見ちまったんですから共犯者です
    あなたの手札も教えるです」

蒼星「しょうがないな…」




221 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:25:28.26 ID:XTmw//Mu0
翠星「おおお!これはストレートフラッシュ…じゃなくてフラッシュですね」

蒼星「うん ダイヤの4があればよかったんだけどね」

翠星「そういえば蒼星石は手札のチェンジをしなかったですね
    もしチェンジしてたらダイヤの4が来てたかもしれないですよ」

蒼星「はは 可能性は低いけどね」

翠星「やって見なきゃ分からないです とりあえず山札から一枚…
    ああ~ チェンジしても しなくても同じだったですね」

蒼星「何が来たんだい?」

翠星「ダイヤの7です」




223 名前: >>221 訂正[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:26:12.71 ID:XTmw//Mu0
蒼星石の手札
『ダイヤのA、ダイヤの2、ダイヤの3、ダイヤの5、ダイヤの6』


翠星「おおお!これはストレートフラッシュ…じゃなくてフラッシュですね」

蒼星「うん ダイヤの4があればよかったんだけどね」

翠星「そういえば蒼星石は手札のチェンジをしなかったですね
    もしチェンジしてたらダイヤの4が来てたかもしれないですよ」

蒼星「はは 可能性は低いけどね」

翠星「やって見なきゃ分からないです とりあえず山札から一枚…
    ああ~ チェンジしても しなくても同じだったですね」

蒼星「何が来たんだい?」

翠星「ダイヤの7です」




226 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:32:49.49 ID:XTmw//Mu0
『コンコン… コンコン…』

億泰「へいへい 今開けますよっと…その前に え~と どちらサンっすかぁ?
    うちは新聞は間に合ってるんスけどねぇ」

『コンコン…』

億泰「? もしも~し ど・ち・ら・さん・ですかぁ?」

『…コンコン』

億泰「何か変だな ま 扉を開けりゃ分かるか」




230 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:39:49.07 ID:XTmw//Mu0
億泰「覗き穴が壊れてると こんなとき不便だよなぁ
    いい加減 仗助に直してもらうかぁ」

『ガチャリ』

億泰「あれ?誰もいねぇ…いや違う…違うぞ!?
    今 確かに『何か』がそこにいた
    扉を開けたのは俺…
    俺がヤバイ『何か』を家の中にINさせちまったってのか?
    取り返しのつかないことをしたんじゃあ……」


『ホァアアアアアッーーーー!!』


億泰「翠星石の声ッ!? くそっ! 頼むから無事でいてくれよぉ~!!」




234 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 20:45:25.88 ID:XTmw//Mu0
億泰「二人とも!!無事かッ!?」

スィ「…チカッ!チカッ!」

翠星「おぉ~!よく帰ってきたですぅ!!スィドリーム!!
    翠星石はお前のことを待っていたですよ」

億泰「? えーと…何?その緑色の玉…?
    今 入ってきたのはソイツか?」

蒼星「スィドリーム 人工精霊だよ 説明しただろ?」

億泰(…忘れてた)




248 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:03:51.04 ID:XTmw//Mu0
翠星「で どうだったです!?
    ホーリエかピチカートと接触できたですか?」

スィ「ピッ!ピカッ!」

翠星「そうですか!ピチカートと!お手柄ですぅ!!」

億泰「どうしたってんだ?」

蒼星「仲間と連絡が取れたんだよ 助けに来てくれるって」

億泰「おお!そりゃ幸先いいじゃないか!!」

スィ「…チカッ!!」

翠星「え!ピチカートと会っているところを
    メイメイとレンピカに見られていたのですか!?」

蒼星「!?」




251 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:09:47.75 ID:XTmw//Mu0
『ドンドンッ』

億泰「またノック!? 今度は何…」

『億泰ゥ!!無事か!! 悪いが勝手に入るぜぇ!!』

蒼星「仗助君の声だ」

億泰「なんだ仗助か?どうしたんだろ慌てて」




255 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:16:27.53 ID:XTmw//Mu0
仗助「ぜぇ~はぁ~ よ 良かった…無事だな三人とも」

億泰「どうしたんだよ仗助」

仗助「た 大変なこと…が ハァ… 起き…ゼィ…」

翠星「ちょっと落ち着くです ほら水でも飲んで スィドリーム一番絞りですよ」

仗助「す…すまない」

蒼星「でもちょうど良かった 仗助君にグッドニュースがあるんだ
    思ったより早く仲間と連絡が取れたんだよ」

仗助「そうか… だがこっちはバッドニュースだ それも二重のな」




257 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:21:37.09 ID:XTmw//Mu0
億泰「吉良吉影と」

蒼星「雪華綺晶…」

仗助「あぁ~ まずいぜぇ 考えうる限り最悪の組合せだ」

翠星「そのキラヨシカゲって誰なんです?」

億泰「変態殺人鬼だ 確かに死んだのに…化けて出るたぁな」

仗助「…にしても何故 その吉良と雪華綺晶が一緒にいるのか
    蒼星石 お前何か分からないか?」




261 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:31:29.91 ID:XTmw//Mu0
蒼星「…仮契約だ」

億泰「仮契約っつーと さっき俺と翠星石でしたのと同じか?」

蒼星「そう (僕は白茨の呪いで動いているから必要ないけど)
    ローゼンメイデンは基本的にはマスターがいないとフル稼働できない
    僕達は既に他のマスターを持っているから二重契約は無理だ
    だから この新天地でパワフルに動くには仮契約が必要になる
    雪華綺晶は本気だ 僕達を捕まえるために力をつけたんだ」

翠星「でも 仮とは言え幽霊をマスターにするだなんて前代未聞ですよ」

仗助「その辺の中途半端に生きている奴より
    死んだ吉良の方が 力になると判断したんだろう
    雪華綺晶って奴もかなりふざけた思考のようだな」

蒼星(力が強いから 本当にそれだけなんだろうか?)




266 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:37:58.04 ID:XTmw//Mu0
翠星「そう言えば翠星石達がこの街に来たのも
    実は『主』とも無関係ではないかもしれないのですぅ」

億泰「へ?」

蒼星「僕達もその『振り向いてはいけない小道』から来たんだ
    Nのフィールドの出口が何故かそこに繋がっていて
    おそらく『主』がいないことと関係が…」




268 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:44:06.56 ID:XTmw//Mu0
康一「じょ…仗助君…足速すぎだよ」

露伴「こ…の体力馬鹿が」

億泰「おろ?康一に露伴 お前たちまで」

翠星「に 人間が増えたですぅ」

億泰「大丈夫だ翠星石 二人とも俺達の仲間だよ」

仗助「とりあえず役者は揃ったようだな
    全員 自分の知っていること 思いついたことをまとめてみるか
    どこかに解決の糸口があるかもしれない」




272 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:50:29.01 ID:XTmw//Mu0
吉良吉影について

1 幽霊である
2 左腕を失っている
3 爆弾スタンドであるキラークイーンはもう無い?
4 杜王町の守護精霊・『主』になるのが目的
5 善良な一般町民は殺さない?
6 雪華綺晶に操られている可能性は?



雪華綺晶について

1 ローゼンメイデン第七ドール
2 目的は翠星石と蒼星石の回収
3 吉良と仮契約している
4 新しいキラークイーン?




276 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 21:54:08.70 ID:XTmw//Mu0

ローゼンメイデンについて

1 スタンドは見えるし触れることもできる
2 ピチカートを通じて仲間には連絡済 ただし吉良達についてはまだ知らない
3 メイメイとレンピカの暗躍
4 蒼星石の不安材料・白茨



空条承太郎について

1 明日の夕方には到着
2 無敵のスタープラチナに期待したいが…




290 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 22:20:30.24 ID:XTmw//Mu0
仗助「こんなところか…」

翠星「やはり 助けが来るまで守りに徹するのがいいですかね」

露伴「承太郎さん頼みとは正直 情けなくもあるがな」

蒼星「でも 相当頼りになる人なんだね 承太郎さんって」

仗助「ああ それよりそっちも仲間が来るらしいが」

翠星「金糸雀か真紅が来るはずですが…」

康一「強いの?」

蒼星「どっちも凄く強いよ ただ金糸雀は少し頭が悪いのが…」

仗助「チラッ…」

億泰「何故 俺を見る」




299 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 22:29:03.36 ID:XTmw//Mu0
翠星「一方 真紅は最強です 邪魔する奴は全て拳でぶちのめし
    気に入らない相手にはガソリンをぶっかけて焼き払う真の猛者です
    そのドレスは敵の返り血で真っ赤で 乾く暇すらないですぅ
    真紅が通ったあとは ぺんぺん草一本すら生えない土地になるです」

蒼星「……」

仗助「どんな修羅だよ」




304 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 22:38:15.91 ID:XTmw//Mu0
露伴「とにかく この双子は億泰に任せて僕達は帰ろう康一君」

康一「はい これから他のスタンド使いにも知らせないといけませんし」

億泰「おう 気をつけてな」

仗助「悪いが億泰 俺もお袋が心配だ
    吉良は普通の住民は殺さないといったが信じられるわけねぇ」

億泰「そうだな あ 仗助 帰りの時ついでに玄関のドアの覗き穴直しといてくれ」

仗助「……明日は休日だし 集合できる奴は朝から億泰の家にってことでいいか?」

康一「あっ!」




307 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 22:42:21.34 ID:XTmw//Mu0
仗助「どうした康一?」

康一「明日は…その…由花子さんとデートの約束が」

億泰「はぁ!!デートォ!!てめぇ!そんな事言ってる…場合……だよな
    相手があの由花子じゃ…」

翠星「ユカコ?」

露伴「さっき君が言った真紅と同じような性格の女だ」

仗助「ある意味 雪華綺晶が吉良でなく由花子を選んでいた方がヤバイかもしれなかったぜぇ」




310 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 22:52:43.03 ID:XTmw//Mu0
山岸「康一君…さっきから浮かない顔だけど デート…楽しくない?」

康一「あ!いや!そんなことないよ由花子さん!!楽しい!すごく楽しい
    けど…どうしても」

山岸「吉良のことが気になるのね?でも今は私のことだけを考えて欲しいの」

康一「ああ…うん…ごめん それに昨日はよく眠れなくて」

山岸「私もよ」

康一「え!?由花子さんも?」

山岸「だって明日は康一君とデートだと思ったら一睡も出来なくて
    だから ほら まだ寒いでしょ 毛糸のセーター編んだのよ 一晩で」

康一「あ…ありがとう」




316 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 22:59:27.12 ID:XTmw//Mu0
康一「……」

山岸「やっぱり顔色が悪いわね 寝不足だから?ちょっと私の家で休んでいく?」

康一「いや いいよ!悪いよ!また今度でお願いします…」

山岸「そう残念ね でも康一君には無理をして欲しくないの それだけは分かって」

康一(じゃあデート止めよう…て言ったら監禁されるんだろうな)

山岸「康一君?」

康一「いや えーと……それじゃあ ちょっと聞いてくれるかなぁ
    夢の話なんで悪いけど 僕 変な夢を見たんだ それで眠れなかったんだ」

山岸「もう康一君たら 私のデート前日に変な夢を見るなんて…」




319 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 23:05:38.75 ID:XTmw//Mu0
康一「ち!違うってば どちらかというと悪夢…なのかな
    二本足の死神が出てきたんだ」

山岸「二本足の死神?足が二本ってそれが普通じゃないの」

康一「足しかなかったんだ 夢の中で僕は自分の家だったり
    学校だったり いろいろな場所へ行くんだけど
    どこへ行っても その二本の足がついて来るんだ」

山岸「ちょっと気持ち悪いわね でもそれのどこが死神なの」




324 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 23:11:20.36 ID:XTmw//Mu0
康一「いなくなるんだ… 家族やクラスのみんなが
    その二本足がやってくると 僕だけが 僕と二本足の死神だけが残るんだ」

山岸「……」

康一「それで…確かに死神がこう言ったのが聞こえたんだ」


『食べられちゃった』


康一「って」




326 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 23:18:52.21 ID:XTmw//Mu0
山岸「でも何かおかしくない?」

康一「?」

山岸「『食べちゃった』なら分かるけど 『食べられちゃった』だと
    人がいなくなった原因は 二本足の死神のせいではない感じがするわ」

康一「そうかなぁ」

山岸「まぁ でも夢の話なんていいじゃない 今日は楽しみましょ
    この映画 康一君と見るの楽しみにしてたんだから」

康一「そ そうだね」

山岸「いくら疲れてるからって映画の途中で寝ちゃダメよ康一君
    じゃないと由花子… 康一君にイタズラしちゃうかも」

康一「……ッ!!」




329 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 23:23:51.14 ID:XTmw//Mu0
吉良吉影と雪華綺晶

とりあえずここで中断

また明日できるだけ頑張る


 ________|\
 |To Be Continued... >
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/




394 名前: >>1[] 投稿日:2008/12/07(日) 10:29:19.98 ID:rPfbMds30
期待と保守 感謝の至り

出来るだけ頑張るが
エピソードごとに次の展開を考えつつ
休憩を入れるのでこまめに中断します

見てる人もマッタリ
もののついでに覗いてくれるとうれしい

時期的には >>389な感じで
嘘をついたわけじゃないんです 間違えただけなんです




396 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 10:34:58.20 ID:rPfbMds30
猫草「フギャッ!ギャッ」

翠星「ほっ!はっ!」

億泰「朝から元気だなぁ つーか何やってんだアイツ?」

蒼星「ああ 猫草の空気弾を庭師の如雨露で叩き落としてるんだよ」

億泰「そりゃ また…スリリングな遊びを」

蒼星「オヤジさんはまだ寝てるの?」

億泰「ん?そうみたいだな」




398 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 10:41:25.16 ID:rPfbMds30
蒼星「オヤジさんの病気が治せるとしたらどうする?」

億泰「ああ?そりゃどんなことでもするさ
    けどオヤジの病気は昨晩話したとおり…」

蒼星「DIOの肉の芽 でも僕は庭師だ 僕の鋏でならその芽を刈り取れるかもしれない」

億泰「蒼星石…お前?」

蒼星「億泰はオヤジさんの病気が治るなら何でもすると言ったよね?」

億泰「お おうよ!」

蒼星「じゃあ僕を 僕と翠星石を信じて欲しい」




399 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 10:48:33.48 ID:rPfbMds30
親父「Zzz…」

億泰「で 具体的にどうするんだ?」

翠星「肉の芽は細胞レベルでオヤジさんと融合しているです」

蒼星「外科的な方法じゃ 取り除くことは不可能だ でも」

翠星「夢の世界 精神の内側からなら肉の芽を切り取るなり
    枯れさせることが出来るかもしれないです」

億泰「夢?そういや夢の中に入れるスタンドがいたとか
    承太郎さんから聞いたことがあるな」




402 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 10:56:00.90 ID:rPfbMds30
蒼星「へぇ スィドリームにもその力があるんだよ」

親父「Zzz…」

翠星「じゃ 夢の扉を開くですよぉ 準備はいいですか?」

億泰「おう!」

蒼星「あれ?なんでザ・ハンド出してるの?」

億泰「いや夢の中だとスタンドを出せないって聞いたからな
    まぁ今回は俺が眠るわけじゃあないから大丈夫だとは思うが念のためだ」




407 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:08:17.61 ID:rPfbMds30
花京院が「残るスタンド使いは世界のみ」ってところの説明で
承太郎達に死神のことは説明していないとおかしい
そういうこと




408 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:09:08.07 ID:rPfbMds30
億泰「ここが…親父の夢の中 杜王町か?ここは…
    けど建物が全体的に古い感じだ」

翠星「きっとオヤジさんが一番幸せだった頃の風景ですよ」

蒼星「空は暗い 肉の芽のせいかな
    それと雲が…写真?写真の切れ端が雲みたいに流れている」

億泰「俺達の 家族の写真だ…」

蒼星「……」

翠星「二人とも あっちを見るです!」

億泰「お!でかい木だなぁ てっぺんがかすんで見えね~ぞ」

蒼星「世界樹だね それよりオヤジさんの木か『肉の芽』を探さないと」




413 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:17:34.98 ID:rPfbMds30
翠星「違うです!あれは世界樹じゃないです!
    そっくりですけど あれが『肉の芽』なんです!!」

蒼星「馬鹿な 人の『木』にしては大きすぎる 巨大すぎる
    DIOっていう人の精神力はそこまで強いのか?」

億泰「ちっ ここまで来たんだ!!
    どんだけでかくても全部削り取るまで帰られんぜ!俺はよぉ!!」

翠星「あっ!トーテム人間!!待つです!」

蒼星「追おう!翠星石!散り散りになるのは危険だ」




415 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:22:52.95 ID:rPfbMds30
億泰「なんだぁ この汚水みたいな臭いは?あの肉の芽のか?」

翠星「夢の世界では『臭い』というのはあまり存在しないんです」

蒼星「なのに あの『木』は腐臭を撒き散らしている
    確かに世界樹ではありえない現象だ」

億泰「オヤジ こんなのが頭の中に植わってたのかよ!」

翠星「早く取ってあげないと!です」




417 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:29:12.44 ID:rPfbMds30
億泰「さ~て根元に着いたぜ 早速削り…」

蒼星「ちょっと待って億泰!調べたいことがある
    これだけの『木』だ 迂闊に手は出せない」

翠星「どうするんです?」

蒼星「二人とも離れていて 庭師の鋏を幹に突き刺してみる えいっ!」

翠星「うおっ 赤い樹液がブシューっと…」

億泰「それにひでぇ臭いが強まりやがった!」




418 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:35:00.34 ID:rPfbMds30
蒼星「…ペロ」

翠星「ちょ 鋏についた樹液を?バッチィですよ蒼星石!」

蒼星「味もみておこうと思って これは…やっぱり血だ それも…」

翠星「蒼星石!危ない!上!何か落ちてくるです!!」

蒼星「!?」

億泰「ザ・ハンド!!」




421 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:44:20.20 ID:rPfbMds30
蒼星「あ ありがとう億泰」

翠星「瞬間移動で蒼星石を引き寄せてなかったら
    ペシャンコだったですぅ」

蒼星「それにしても一体何が落ちて?凄い音だったけど」

億泰「ロードローラーだ…」

蒼星「んなアホな」




426 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:51:54.99 ID:rPfbMds30
翠星「あぁ~ 遠くからじゃ分からなかったですが
    よく見るとこの肉の芽の上のほうには
    あちこちにロードローラーが果実みたいになっているです
    お あっちはタンクローリーじゃないですかね」

蒼星「木を傷つけると落ちてくるのか つくづく常識はずれな」

億泰「だが落ちてくると分かっていれば簡単に避けれるさ
    さぁ今度こそガンガン削ってやるぜ」

蒼星「そうだね じゃあ翠星石は離れたところから見ていてよ
    ロードーローラーが落ちてきたら僕達に教えて」

翠星「合点ですぅ!!」




429 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 11:57:59.84 ID:rPfbMds30
蒼星「ていっ!」

『ズバッ』

億泰「うおりゃッ!」

『ガオンッ』

翠星「蒼星石!右へ!ロードローラーが二つ連続で落ちてくるです!」

蒼星「分かった!!」

翠星「トーテム人間は左へ!!そこだとローラーの破片が飛ぶです!!」

億泰「おう!」




431 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:01:54.88 ID:rPfbMds30
蒼星「はぁッ!!」

『バシュッ』

億泰「もいっぱああつ!!」

『ウバシャアッ』

翠星「蒼星石!!翠星石のところまで下がるです
    タンクローリーがキリモミ回転で落ちてくるです!!」

蒼星「了解ッ!!」

翠星「トーテム人間はそこで三回まわってワンと言うです!!」

億泰「よし! …なわけないだろ!!」




435 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:09:41.16 ID:rPfbMds30
蒼星「あ!タンクローリーの爆風で肉の芽が倒れる!
    離れるんだ億泰!!」

億泰「言われんでもそうするぜ!!」

翠星「早く早く!こっちですぅ!!」

億泰「おおおお!!」

蒼星「走って!もっと早く!もっと!!」



億泰「ッー!! 間一髪 倒木に巻き込まれずに済んだか
    臭いは相変わらずだが 空が明るくなってきたな」

蒼星「臭いもすぐ消えるはずさ」

翠星「ああ!!」

億泰「どうした!?」

翠星「ふ…二人ともアレを見るです!!」

億泰「ッ!?」




438 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:15:05.42 ID:rPfbMds30
蒼星「『肉の芽』だ…それも十本や二十本じゃない もしかしたら百かそれ以上」

翠星「今まで暗くてよく見えなかったですけど こんなに…こんなに…!」

億泰「帰るぞ…二人とも」

蒼星「億泰!?」

億泰「これだけの数を…片っ端から切り倒すのは無理だ」

翠星「でも」

億泰「それに今 見えているのが全ての肉の芽ともかぎらねぇ!!」

蒼星「きっと 他にも方法が」

億泰「お前らはいつまでも俺のオヤジに かまっているヒマはねーだろッ!!」

蒼星「…!」

億泰「お前らは良くやってくれたさ 翠星石 頼む 夢の扉を…」

翠星「わ 分かったです」




439 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:21:17.35 ID:rPfbMds30
億泰「ここはオヤジの部屋…そうか夢の外に戻って来れたんだな」

親父「おうっ? おお!」

億泰「悪ぃ オヤジ 寝てるとこ起こしちまってよ」

親父「おお…お くやす…」

億泰「オヤジッ!?」

翠星「オヤジさん!!」




447 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:26:34.62 ID:rPfbMds30
億泰「オヤジ!?俺が分かるのか?オヤジッ!!」

親父「おくやす おくやす」

億泰「オヤジ!!」

親父「時間っ ない おく…やす聞け 俺…悪かった…す…まない」

億泰「何言ってんだよ!謝るなんてオヤジらしくねぇよ」

親父「おおお おくや おくやす… まだ 父親だと…」

蒼星「……」




449 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:30:50.24 ID:rPfbMds30
億泰「話したいことがいっぱいあるんだよ!!
    そうだダチが出来たんだ!!仗助って奴が!
    それに お前なんか女の子と仲良く出来ないって言ってたたけどさ
    見ろよ こいつら 翠星石と…」

親父「さいご ことば 俺…気にせず… 自由に け…いちょう おくや…」

億泰「オヤジッ!!オヤジ!?」

親父「おおっ お おあああ…」

億泰「オッ… ………と…うさ…ん」




452 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:36:27.04 ID:rPfbMds30
億泰「ち!ちくしょおおお!!」

蒼星(切れた肉の芽は一本だけだった でも それでも
    束の間でも オヤジさんの正気が戻ってきた)

翠星「…翠星石達のしたことは 正しかった…ですかね
    億泰を…また傷…つけ…うっ だけ…じゃ ひぐっ」

蒼星「泣いているのかい?翠星石」

翠星「泣いてッなんか…いないですよ
    だって蒼星石は 翠星石の泣き顔は好きじゃないッ…と」

蒼星「馬鹿だな こんな時に我慢する必要ないよ」

翠星「う…う うわあああああああああ!!
    悔しいです!こ こんなのって!悔しいですよッ!!」

蒼星「分かってる 翠星石 分かってるから」

翠星「うっ!!ううう…」

億泰「うおお!オヤジ…オヤジー!!」




454 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:42:35.67 ID:rPfbMds30
僕は嘘をついていた 億泰にも 翠星石にも
僕の目的は純粋にオヤジさんを助けることだけではなかった

僕の中の白茨
雪華綺晶も杜王町に来たせいか これがまた急速に僕を蝕み始めた

DIOの肉の芽
昨晩 億泰から その話を聞いた時 僕の白茨に似ていると思った

結果
僕は肉の芽の血を飲み 僕の中には肉の芽が出来はじめた
予想通り 肉の芽と白茨はお互いに拮抗している
これなら白茨の呪いで翠星石に襲い掛かることもなければ
肉の芽がこの体全てに広がることもない




458 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:48:11.83 ID:rPfbMds30
それだけじゃない 肉の芽と白茨のツインドライヴ
これを動力源にすれば(バランスは非常に不安定だが)
仮契約で力を増した雪華綺晶に対抗できる
少なくとも翠星石を守るぐらいの力は引き出せるはず

けれど僕は嘘をついたんだ 卑怯で汚い 最低の嘘を

だから僕は泣かない もし泣いてしまえば
それはオヤジさんや億泰の為ではなく自分の為に泣いたことになってしまうから

翠星石は泣いている 大粒の涙を僕の胸に押し付けて

その涙は いつかまた こんな僕の為にも流れてくれるのだろうか




460 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 12:51:15.87 ID:rPfbMds30
吉良吉影と雪華綺晶

挿話 「庭師と親父」 終わり

悪いがまた中断する


 ________|\
 |To Be Continued... >
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/




480 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[小出しで悪いけど再開] 投稿日:2008/12/07(日) 14:12:10.96 ID:rPfbMds30
仗助「億泰ゥ!!俺だ!また勝手に入らせてもらったぜ
    ん?何だ 集合は俺が一番乗りか」

億泰「仗助…」

翠星「……」

仗助「どうした?お前ら目が赤いぞ」

蒼星「あ それは…」

億泰「ああ~ こりゃあれだよ 皆でさっきまで 『チャンプ』観てたもんだからよ!!」

仗助「おめぇも好きだなぁ そのビデオ」

蒼星(億泰?)

億泰(親父のことは 黙っておいてくれ)




482 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:16:37.60 ID:rPfbMds30
仗助「というこたぁ 朝のローカルニュースは見ていないんだな」

翠星「え?ええ 見てないです」

仗助「『三人』死んだ この『杜王町』で それも『一晩』でだ」

蒼星「な…」

翠星「なな…」

億泰「何だってぇー!? そいつら…まさかッ?」




486 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:22:24.91 ID:rPfbMds30
仗助「いや 俺達の知人じゃあねぇ…つーか
    俺も今 ニュースで見て かッ飛んできたところだ」

蒼星「テレビ!翠星石 早くテレビ点けて!!」

翠星「うおお!?リモコンがッ!リモコンが見つからねーですぅ!!
    天狗です!天狗の仕業ですぅ!!」

億泰「悪ぃ リモコンは この前ちょっと遠くに転がったんで
    ザ・ハンドで拾おうと持ったら うっかり右手で…」

蒼星「……」




487 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:27:10.35 ID:rPfbMds30
翠星「直接 ONにしたですよ」

TV『…殺害された三名の間には 心臓を鋭利な刃物で一突きにされていること以外
   関連性は今のところ皆無であり 警察は司法解剖を……』

億泰「お やってるやってる」

蒼星「被害者は壮年以上の男性二人と中年の女性一人 いずれも鋭利な刃物で一突き
    被害者間にも面識はなさそうだ」

翠星「ちょっとしたミステリーですぅ」




489 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:32:37.76 ID:rPfbMds30
仗助「凶器はそれぞれの被害者宅にあったナイフや包丁
    これだけじゃあ スタンド使いの犯行とは特定できないが」

億泰「一晩で三人…こりゃ異常だぜ~ 吉良の野郎!始めやがったな!!」

仗助「だが 何故だ?何故『この三人』なんだ
    そしてこれが吉良の仕業だと仮定して
    何故死体を残した?もう証拠を消す必要はないから?」

億泰「ふん!!奴は楽しいから殺すイカレポンチだ!何も考えてねぇに決まってる!!」

仗助「いや 吉良がイかれているのは確かだが 奴の殺人には奴なりの意味がある
    被害者に女性も含まれているが その手首が持ち去られたとも報道されていない」




491 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:35:29.42 ID:rPfbMds30
『ドンドン』

億泰「お?また誰か来たな」

翠星「ギザ人間ですかね」

仗助「露伴のことか」

億泰「ちょっと玄関 開けてくるわ」




492 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:38:58.00 ID:rPfbMds30
仗助「俺達は話を続けよう 蒼星石 お前 どう思う?
    雪華綺晶はこういうことをすると思うか?」

蒼星「正直…見当もつかない でも雪華綺晶がこの件に関わっているとしたら
    僕達の正確な場所はまだ分かっていないのかもしれない」

翠星「手当たり次第に翠星石達が居そうな家を襲った?」

蒼星「いや そんな非効率的なことをするとは…」




494 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:42:34.55 ID:rPfbMds30
『ドンドン』

億泰「へいへい 今開けますよっと…その前に
    覗き穴 覗き穴… お ちゃんと直ってるな」

『……』

億泰「だ…誰もいねぇ!!やべぇ!こいつぁヤバイ!!」

『馬鹿!下だ!下!!』

億泰「おろ?」

『ほら 分かったならさっさと開けろ わざわざ来てやったんだからよ』




497 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:45:39.69 ID:rPfbMds30
玉美「ほぉ~ これが康一殿が言ってたローゼンメイデンね
    可愛いもんじゃないですかい」

翠星「な…なんですかこのチビ人間は」

億泰「玉美よぉ お前また背が縮んだんじゃねぇか?」

玉美「うるせぇ お前達がでかいんだよ 折角 康一殿の頼みだから
    あっしが 一肌脱ぎにきてやったってのに」

仗助「一肌?」

玉美「ああ 今朝 報道された三つの殺人事件のニュースを聞いてよ
    俺 分かっちまったんだわ 被害者の関係」

蒼星「な…」

翠星「なな…」

億泰「何だってぇー!?」




502 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:50:47.54 ID:rPfbMds30
玉美「分かったつーか 三人とも俺の仕事の対象だったわけよ」

仗助「仕事?『取立て屋』の?三人とも借金してたのか?」

玉美「いや 俺が取り立てるのは金だけじゃあねぇ この 心にかかる『錠前』で
    罪の意識を取り立てる つまり『恨み屋』もやっているんだが
    そっちの方だ もっとも誰に依頼されたかは 商売だから
    口が裂けても言えないが 吉良とは関係ない
    大分前から頼まれていた仕事だからな」

蒼星「つまり三人とも あなたみたいな人に恨みを代行されるほど
    人から憎まれていた…と?」

玉美「ほ 賢い坊ちゃんだ その通り」

億泰「蒼星石は女だぞ」

玉美「こりゃ失礼」




504 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 14:56:49.16 ID:rPfbMds30
翠星「でも殺人事件に怨恨はつきものじゃないですか?」

玉美「そうかもしれね~し そうじゃないのかもしれね~
    とにかく あっしが力になれるのは ここまでだ
    それじゃ失礼しますぜ」

仗助「どこ行くんだよ?」

玉美「しばらく杜王町を離れるのさ あの吉良が戻ってきた
    それだけで理由は十分 生きてたらまた会いやしょう
    康一の旦那にもよろしく」




509 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 15:03:12.73 ID:rPfbMds30
雪華「ガリッ!バキッ ムシャッ ジュルル ズゾッ ズゾゾ! ゴクン…」

吉良「食事は終わりか 女王様?」

雪華「……」

吉良「昨日は一晩で三人 今日も朝から一人 旺盛なことだ」

雪華「それは あなたのほう」

吉良「故郷での初仕事とは言え 張り切りすぎたかな?
    しかし お前も律儀に全部食うこともあるまい
    魂が欲しいのなら いくらでも そこらに幽霊が…」

雪華「罪人の魂には強いパワーが宿る それに」

吉良「それに?」

雪華「死にたての魂は 甘い とても…甘い」

吉良「……怪物め まあいい 今日の仕事は終わりだ 器探しの方を再開する
    昨日の三人や こいつの死体に私の魂は合わないようだ『入れない』」




513 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 15:10:05.30 ID:rPfbMds30
また中断 すまん




543 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[だらだら再開] 投稿日:2008/12/07(日) 17:38:03.01 ID:rPfbMds30
吉良「かれこれ歩き回ったが そうそう都合のいい器 死体などないものだな
    ここは一度 考え方を変えてみる必要があるか?」

雪華「……」

吉良「もう日が傾き始めた この時期の杜王町の夜は早い
    そろそろ今夜の休む場所を…」

雪華「…ッ!?」

吉良「どうした キラークイーン?」

雪華「黒の女王がやってくる」




549 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 17:47:40.33 ID:rPfbMds30
吉良「黒の女王?」

雪華「黒の女王がやってくる 黒の女王の行進だ
    支配の左手 統治の右手 闇の支配者 夜の女王」

吉良「ち… 今度はお歌の稽古か」

雪華「翼を広げて あなたは天使 小さな愛と喜びを 光の速さで届けるの」

吉良「やれやれだな」




553 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 17:56:23.42 ID:rPfbMds30
受付「ようこそ杜王グランドホテルへ 『空条承太郎』様ですね?」

承太「…ああ」

受付「はい こちらがお部屋の鍵となります」

承太「む…」

受付「おや 大きな鞄ですね ボーイに運ばせ…」

承太「いや いい」




564 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:07:03.19 ID:rPfbMds30
山岸「凄かったわよねぇ まさか主人公が最初から死んでて幽霊だったなんて」

康一「ああ うん そうだね」

山岸「びっくりして髪が伸びちゃったわ」

康一(正直よく覚えてないや)

『オラァ!オラァ!オラァ!』

山岸「な 何この声!?」

康一「あ!ゴメン僕の携帯!」

山岸「……」

康一(この着ボイスは承太郎さん 予定より早い もう着いたんだ)




573 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:15:24.97 ID:rPfbMds30
『ピッ』

康一「はい 承太郎さん はい そうです いえ まだ… え 『三人』も!?
    すいません 僕はその… 皆は億泰君の家に ですから」

山岸「ちょっと借して 康一君!!」

康一「あ!」

山岸「承太郎さん! 私達は今とても大切なとこなんです
    例え無敵のスタープラチナでも私達の愛の時間は止められないんですからね」

『ブツッ』

康一「あぁ~」

山岸「さ 康一君 デートを続けましょう」




579 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:26:50.12 ID:rPfbMds30
翠星「…五枚チェンジです」

億泰「散々悩んで五枚かよ」

翠星「あ あらゆる可能性を吟味した結果の苦渋の決断ですぅ」

蒼星「はい 翠星石は五枚だね 億泰は?」

億泰「俺には三枚くれ」

蒼星「仗助君は?」

仗助「ん じゃあ二枚」

蒼星「どうぞ 僕の手札はこのままでいい さあ 三人ともコール?ドロップ?」




581 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:32:18.77 ID:rPfbMds30
翠星「あーあ ブタです ドロップです!」

億泰「なあ こんなポーカーばっかしやってていいのかよ コール」

仗助「ん~? ニュースは流しっぱにしてるけど
    すぐに続報が飛び込んでくるわけでもねぇし コール」

蒼星「結局 あの玉美って人以外 誰も来なかったしね コール」




582 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:36:53.97 ID:rPfbMds30
億泰「んああ~ また蒼星石の一人勝ちかよぉ~」

仗助「まぁ よく考えたら下手に動くよりも じっとしていた方がマシかもな
    外をうろついていて吉良とバッタリじゃあ笑えねー
    俺ら以外は大抵どこにいても携帯電話で連絡できる世の中だ」

億泰「さしものスタンドも文明の利器にゃかなわねーてか」

翠星「あぁ~ もうポーカーも飽きたですぅ 全然勝てなくてつまらないです!!」




587 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:41:01.40 ID:rPfbMds30
蒼星「七並べでもする?」

翠星「もうトランプはいいですよ 猫草をいじろうにも寝てるですし…
    トーテム人間 何か漫画でもないですか?」

億泰「俺ん家に本なんて…教科書ぐらいしかないぞ」

翠星「じゃ それでいいです 何でもいいから寄こすです」




595 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:46:16.50 ID:rPfbMds30
億泰「ほら これでいいか?」

翠星「随分綺麗ですね」

億泰「ドキッ…」

仗助「そんなモン読んで面白いのかよ」

翠星「面白いです お! エックスの野郎 右上に2が付いているです
    出世したですね~ 最初から見所のある奴だと思っていたですよ」

億泰「何言ってんの お前?」




602 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 18:56:03.98 ID:rPfbMds30
仗助「まだ少し早いが 腹が減ったな 今日は食ってくるってお袋に言ってあるんだが
    億泰 今晩はどうするんだ?自炊か?弁当でも買いに行くか」

億泰「ピザでも とろうかと思うんだが それでいいか お前ら?」

翠星「バンザーイ!」

蒼星「ピザ バンザーイ!!」

翠星(正直 昨晩の億泰の手料理はひどいものがあったです)

蒼星(普段 食べるのは自分とオヤジさんだけだからね
    味付けに文句言う人がいないから……)




607 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 19:06:07.59 ID:rPfbMds30
億泰「え~と ピザ屋の電話番号は…」

『ジリリリリン! ジリリリリン!』

億泰「おっと! もしもし虹村です あ!承太郎さんスか!?
    はいッ!はぁ そっすか!実は吉良以外にも厄介な…
    え?ローゼンメイデン?そう!それっスよ!何で知ってるんスか?」

『………』

億泰「いや まだっす それじゃ はい レストラン・トラサルディーでいいっスか?」

蒼星「億泰 ピザの注文ぐらいでどれだけ長電話してるんだい メニュー忘れたの?」

億泰「はい 承太郎さん それじゃすぐ出発します」

『ガチャン』

蒼星「承太郎さん?」

億泰「おい ピザは取り消しだ もっと美味いもん食わしてやる
    出かけるぞ 仗助と翠星石にも伝えろ」




616 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 19:14:44.80 ID:rPfbMds30
トラサルディー店内・席順


    1    5
  2□4  6□8
    3    7


1虹村億泰
2蒼星石
3空条承太郎
4承太郎の鞄

5東方仗助
6翠星石
7山岸由花子
8広瀬康一



山岸「これ一体どういうことなのよ 康一君?」

康一「スタンド使いとスタンド使いは引かれ合うとしか… 僕には」




625 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 19:22:03.63 ID:rPfbMds30
吉良吉影と雪華綺晶


 ________|\
 |To Be Continued... >
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/

「最後の晩餐?」へ続きます が ここで一時中断


628愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 19:24:12.86 ID:Obb0cUIb0
乙!


629愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 19:24:46.72 ID:mqVMr62aO
>>625
乙!



631愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 19:26:14.42 ID:NXAVsbav0
追いついた乙!




 


667 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 21:31:04.79 ID:rPfbMds30
トニ「満員御礼アリガトウゴザイマース!!
   吉良の事は憂鬱ですが 私の料理を楽しんでくださいネ
   プチ・シニョール達も タクサン食べてクダサイ」

億泰「おう!頼むぜ!トニオさん!代金は全てSPW財団持ちだからな!!」

蒼星「イタリア料理か ワインはあるのかな?」

承太「………」

 鞄「zzZ…」

翠星(うぅ~ こいつが由花子ですか 確かに真紅と同じオーラを感じるです)

山岸(なんなのよ この うざったいチビどもは)

康一(正直 帰りたい… でもドサクサで僕達の食費もおごりになったらいいな
    あ 水の中に由花子さんの髪が… やっぱり早く帰りたい)

東方(クレイジーダイヤモンドの出番がなけりゃいいが…)




673 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 21:42:09.59 ID:rPfbMds30
トニ「ではスグに前菜を用意しマスので しばし ご歓談を」


仗助「んじゃ早速 承太郎さん なんでローゼンメイデンのこと知ってるんです?」

承太「ああ 空港に着いたら 俺の荷物に何故かこいつが紛れ込んでいてな」

蒼星「あ その鞄は…」

 鞄「zzZ…」

承太「雪華綺晶のことについては いろいろと話を聞かせてもらった
    吉良と一緒にいるとまでは 流石に 俺もこいつも想像できなかったが」




677 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 21:48:08.67 ID:rPfbMds30
 鞄「zzZ…」

翠星「寝てるです」

蒼星「爆睡だね」

承太「今 起こす」

『ゴンッゴンッ』

 鞄「…!? ッ!!」

承太「起きたか? そうだ もう皆 待ってる 開けるぞ」

 鞄「…ッ!」

承太「駄目だ 俺はせっかちな性質なんでな」

『カパッ』




685 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 21:52:56.53 ID:rPfbMds30
金糸「パ!パンパカパーン!は!初めましてかしら皆々様!!
    そして お久しぶりね翠星石に蒼星石!!
    このローゼンメイデン一の才女 金糸雀が!満を持して参上かしら!!」

翠星「……」

蒼星「……」

仗助「……」

億泰「……」

康一「……」

山岸「……」

金糸「…承太郎さん ひょっとして時間を止めてるのかしら?」

承太「…いや」




709 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 21:58:59.70 ID:rPfbMds30
前菜(アンティパスト);モッツァレラチーズとトマトのサラダ


翠星「なんですかコレ あんまり味がしねーです」

仗助「ああ そりゃトマトとチーズを一緒にだな…」

金糸「それでねそれでね ピチカートから双子のピンチを聞きつけたカナは」

山岸「美味しい物でも食べれば少しは 喧しいのも紛れるかも」

康一「あ 仗助君 水差しとって」

金糸「できるだけ強い人と仮契約しなくちゃと思ったのかしら」

承太「……」




720 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:05:29.74 ID:rPfbMds30
金糸「それで この承太郎さんに決めたのかしら もうビビビッと きたのかしら」

蒼星「億泰 フォークをしゃぶるのは下品だよ」

億泰「うるさいな お前は俺の母ちゃんか」

金糸「仮契約も無事済ませて確信したわ やっぱりカナの判断は間違っていなかったのかしら」

翠星「これだけじゃ足りないです チビ人間 お前のもよこすです」

康一「あ 駄目だよ 翠星石」




731 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:11:53.39 ID:rPfbMds30
山岸「そうよ!駄目よ!あんた何考えてんのよ!!」

翠星「ヒィイッ!チョーク!!チョークですぅ!!離してぇ!!」

康一「由花子さん!!落ち着いて!食事中は髪の毛伸ばさない約束ッ!!」

金糸「溢れるパワー 震えるハート 燃え尽きる程ヒートなのかしら!」

仗助「翠星石 すぐ次の皿が来るから我慢しろ」

承太「……」




740 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:16:32.07 ID:rPfbMds30
第一の皿(プリモ・ピアット);娼婦風スパゲティー


億泰「やっぱうめぇ!! あとを引く辛さだぜ」

金糸「それで ズビズバッ ローゼンメイデンのことを ズルッ
    承太郎さんに ズルン 説明したんだけど ウガ ングッ」

翠星「フフッ この程度の辛さで満足とは まだまだ子供ですね
    トニオさん 翠星石の皿のスパゲッティーを辛さ十倍で!」

仗助「おいおい そんなココイチのカレーみたいな真似…」

トニ「オ カピートォ かしこまりました スグお取替えしマスので」

仗助「できるのかよッ!!」




747 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:21:50.18 ID:rPfbMds30
金糸「承太郎さんは ゴクゴクッ リアクション薄いから プハッ
    カナの話がちゃんと通じてるか心配で ズルル 少しは愛想てものを」

承太「……」

山岸「康一君 口拭いてあげる」

康一「あ!いいよ自分で拭くから」

トニ「さ ドウゾ 熱いウチに」

翠星「グラッツェ! ディ モールト グラッツェです」

蒼星「翠星石 僕は止めといた方がいいと思うけどな」

億泰「右に同じ」




757 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:30:56.31 ID:rPfbMds30
翠星「ホァアアアアアアーーーーッ!!」

仗助「言わんこっちゃねぇ!ほれ水!水!」

金糸「人と人の間で大切なのは ズルズル 信頼なのかしら
    そのためにはコミュニケーションというものを パクッ」

億泰「翠星石って調子に乗りやすいよな
    トニオさん特別に注文聞いてくれたのに」

蒼星「それだけ皆に気を許してるんだよ」




763 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:34:32.80 ID:rPfbMds30
第二の皿(セコンド・ピアット);子羊背肉のりんごソースかけ


億泰「ほぉ 上手に肉を切り離すもんだな」

蒼星「まぁ 刃物の扱いには慣れてるから 億泰のも切ろうか」

億泰「いや いいよ 俺はかぶりつく」

金糸「あ カナは切って欲しいのかしら」

蒼星「ゴメン 手が届かない」




772 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:39:37.59 ID:rPfbMds30
金糸「……」

承太「……」

『ドオオ ーz_ ンン』

金糸「あれ 肉が骨からから外れてるのかしら いつの間に?
    何か分からないけどラッキーなのかしら」

承太「……」




780 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:44:11.82 ID:rPfbMds30
翠星「ふぅ なんかお腹いっぱいです 仗助 翠星石の残り あげるです」

仗助「骨までしゃぶっといて何を言う」

山岸「ねぇ 康一君 お店で子羊背肉を食べあっている男女は出来てるって話知ってる?」

康一「何そのピンポイント?焼き肉じゃなかったっけ?」

金糸「あ~ お肉やパスタだけじゃ食べた気がしないのかしら
    トニオさん 白いご飯はないのかしら?」

トニ「ゴザイマセン」




793 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:51:35.33 ID:rPfbMds30
デザート;プリン


仗助「いや しかし金糸雀が来てくれたおかげで助かったな」

金糸「えッ!」

翠星「本当ですぅ 地獄に仏とはこのことです」

金糸「えぇッ!?」

億泰「これで俺達も少しは安心できるぜぇ」




801 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 22:58:58.94 ID:rPfbMds30
金糸「な なんなのかしら?ここへ来てカナへの大フィーチャーは!!
    は!もしかしてセコンド・ピアットまでの冷遇は
    びっくりどっきり!仕込みだったのかしら?」

蒼星「ははは 君をないがしろにするワケないじゃないか」

金糸「おおお!承太郎さぁああん!!カナは カナは今猛烈に感動しているのかしら~」

承太「…ニコリ」

康一「これで双子は帰れるんだから 雪華綺晶も目的を失くす
    吉良については僕達杜王町のスタンド使いで解決しなきゃいけない問題ですから」

金糸「え?」




810 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:06:37.15 ID:rPfbMds30
金糸「えーと その…」

山岸「どうしたの?」

金糸「帰るってつまり…」

翠星「ジュンの世界に戻るんですよ」

蒼星「僕達は雪華綺晶のフィールドから杜王町に逃げるのが精一杯で
    君がジュン君の世界とを繋ぐ新しい出入り口から来てくれないと
    帰られなかったんだよ」

金糸「ああ 成る程 そういうこと…でした……よね」




817 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:12:00.49 ID:rPfbMds30
翠星「ハァァァアア!?帰り道を固定していないーーーッ!?」

金糸「ちょ…ちょっと待って!カナの話を最後まで聞いてッ!!」

仗助「お前 助けに来たんじゃねーのかよッ!!」

蒼星「トニオさん焼けた石を持ってきて」

億泰「少し頭が悪いとは聞いたが…これほどとは
    スタンドも月までぶっ飛ぶこの衝撃」




832 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:18:43.95 ID:rPfbMds30
金糸「いや!これにはワケが!山よりも高く海よりも深い重大な理由があるのかしら
    じょ…承太郎さん!!承太郎さんならカナの気持ち分かるわよね!!」

承太「……」

金糸「承太郎さん?」

承太「哀れすぎて何も言えねぇ」




879 名前:マンダム発動します[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:41:17.48 ID:rPfbMds30
翠星「ハァァァアア!?帰り道を固定していないーーーッ!?」

金糸「ちょ…ちょっと待って!カナの話を最後まで聞いてッ!!」

仗助「お前 助けに来たんじゃねーのかよッ!!」

蒼星「トニオさん焼けた石を持ってきて」

億泰「少し頭が悪いとは聞いたが…これほどとは
    スタンドも月までぶっ飛ぶこの衝撃」

金糸「いや!これにはワケが!山よりも高く海よりも深い重大な理由があるのかしら
    じょ…承太郎さん!!承太郎さんならカナの気持ち分かるわよね!!」

承太「……」

金糸「承太郎さん?」

承太「哀れすぎて何も言えねぇ」




884 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:44:27.62 ID:rPfbMds30
蒼星「えーと 君は とりあえず早さを優先して僕達を救出に」

翠星「後から来る真紅が きっちりNのフィールドの出入り口を
    こしらえてやって来る…というわけですか?」

金糸「そうなのかしら 作戦の伝達に不備があっただけで カナは悪くないのかしら
    悪いのはピチカートとスィドリームなのかしら」

仗助「うーん 俺らの早とちりだったか」

蒼星「でも 人工精霊のせいにするのは良くないよね
    トニオさん 石もう一つ持ってきて」

康一「つまり 結局 真紅って子が来るまで 君達は帰れないってこと?」

金糸「Exactry(その通りでございます)」




895 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:52:03.91 ID:rPfbMds30
真紅「水銀燈ッ!?」

水銀「な…ッ」

真紅「なんという 偶然!!」

水銀「杜王町を目指す私達が」

真紅「Nのフィールドで偶然出会ったというわけね」

水銀「出会ったが最後 アリスゲームが約束になっている私達だけど
    この状況じゃあ それもできないわよねぇ」

真紅「私はかまわないのだわ」




904 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/07(日) 23:56:15.27 ID:rPfbMds30
水銀「私達の目的は…如何にして雪華綺晶より そして目の前の相手より先に
    双子の庭師を捕まえられるか 今 お互いに争っている手はない」

真紅「私はかまわない」

水銀「ねぇ真紅 あなたは最後にとっておきたいの
    あなたの信じる絆 仲間 みんなズタズタにして地面にばら撒いて
    その高慢ちきな顔を 恐怖と後悔に染め上げてから壊してあげる だから」

真紅「私は一向にかまわないのだわッ!!」

水銀「ふぅ 相変わらずのお馬鹿さん でも
    そういうのって私も嫌いじゃないわよッ!! 真紅ゥッ!!」




912 名前: ◆I8Tk4YYar2 [] 投稿日:2008/12/07(日) 23:58:46.55 ID:rPfbMds30
吉良吉影と雪華綺晶

第一部 完


日付変わる前に終わって良かった じゃ!





917愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 23:59:41.60 ID:WlKjLfSsO
>>912
おおおお乙!


918愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 23:59:50.33 ID:05LxzKqxO
一部完だとッ…!?


919愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/08(月) 00:00:12.45 ID:8PFmJa2u0

次も期待


920愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/08(月) 00:00:22.12 ID:ggEA0rBK0
一部完・・・・_??
そうか六部まであるのか


921愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/08(月) 00:00:34.33 ID:OFYVBQP4O
次はいつなんだぜ?


922愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/08(月) 00:00:41.57 ID:j2UEGTsuO
>>912
乙!



926愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/08(月) 00:01:20.04 ID:/Xo70P4EO
>>916
乙!


927愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/08(月) 00:01:54.31 ID:1AantNS60
乙!
>>920
構想はすでに9部じゃなかったっけ?


937 ◆I8Tk4YYar2 :2008/12/08(月) 00:11:44.65 ID:v5PQZpbF0
>>921 つぎ

正直ネタ全部使い切った どうとでもなる伏線っぽいのはばら撒いたけど
話がまとまるかは不明 3日間 スレが立たなければ逃亡

タイトルは同じで 「吉良吉影と雪華綺晶」

もしくは「吉良吉影と雪華綺晶 戦闘潮流」とか

すぐ分かるタイトルにします


>>624 >>859

March of the Black Queen から単語だけの引用

吉良のスタンド名の由来があるバンドだから出きるだけ使いたいたかった

White Queen(白い女王)

Death on two legs(二本足の死神)とかもQueenからの孫引き

気付いた人はニヤリとできるかも


859愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 23:33:01.58 ID:CPOaIG60O
流れぶったぎって悪いが>>549の歌ってQUEENのMARCH OF THE BLACK QUEENの訳詞か?
何となく似てる気がするんだが



624愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票 :2008/12/07(日) 19:20:00.42 ID:fb61K2BX0
>>549
March of the Black Queenか。
スポンサーサイト




banner_01.gif

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
DMM.com
DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売 DMM.com 映画・ドラマ、アニメのダウンロード販売 DMM.com DVD通販&レンタルの総合エンターテイメントサイト
プロフィール

newsvipblog

Author:newsvipblog
2008年11月2日ブログ開始
ブログにいろいろ機能付けていきたい

フリーエリア
banner_01.gif
最新記事
最新トラックバック
DMM.com
DMM.com ゲーム通販 全国送料無料!
QRコード
QRコード
FC2ブックマーク