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ジャンヌ速報 吉良吉影と雪華綺晶 メイド・イン・ヘブン

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吉良吉影と雪華綺晶 メイド・イン・ヘブン 

吉良吉影と雪華綺晶 メイド・イン・ヘブン


1 ◆I8Tk4YYar2 []:2008/12/16(火) 20:30:24.56 ID:GrfLSEKM0
吉良吉影と雪華綺晶
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1228531290/

吉良吉影と雪華綺晶 戦闘潮流
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1228823467/
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1229173258/






吉良吉影と雪華綺晶
http://newsvipblog.blog57.fc2.com/blog-entry-1104.html
吉良吉影と雪華綺晶 戦闘潮流
http://newsvipblog.blog57.fc2.com/blog-entry-1105.html
吉良吉影と雪華綺晶 戦闘潮流 The Tide is Turning
http://newsvipblog.blog57.fc2.com/blog-entry-1106.html
吉良吉影と雪華綺晶 メイド・イン・ヘブン
http://newsvipblog.blog57.fc2.com/blog-entry-1132.html
吉良吉影と雪華綺晶 メイド・イン・ヘブン


2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:33:34.49 ID:AMqKE6eL0
待ってました。




3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:34:52.28 ID:GrfLSEKM0
イフカルト:「吉良吉影と雪華綺晶」その1
http://blog.livedoor.jp/wordroom/archives/51310350.html

(´・ω・`)×2な生活 | 「吉良吉影と雪華綺晶」 1
http://shobo-syobo.jugem.jp/?eid=47

ジャンヌ速報 吉良吉影と雪華綺晶
http://newsvipblog.blog57.fc2.com/blog-entry-1104.html


探せばわりとまとめられているもので


前回までのあらすじ

吉良×雪華=キラ
双子は億泰 金糸雀は承太郎と同行
雪華綺晶は何でもお見通し




4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:38:17.73 ID:GrfLSEKM0
仗助「サーフィス(人形)が居なくなったぁ~?どーゆーことっスか?間田さん!?」

間田「言葉の通りだ 昨日まではあった だが気付いたら どこにもいない
    お前 僕の人形を直した時に何か小細工をしたんじゃあないだろうな?」

仗助「んな面倒くせー真似するわけないッすよ それより盗まれたとか 心当たりは?」

間田「ない」

仗助「八方ふさがりっスね ご愁傷様っス」




 


8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:44:23.25 ID:GrfLSEKM0
吉良「♪~♪♪~」

雪華「ご機嫌」

吉良「ようやく器が手に入ったからな 何も肉にこだわる必要は無かった
    人の形をしたものでも十分に魂の器たりえる
    そのことは お前達ローゼンメイデンが証明してくれている」

雪華「……」

吉良「私が触れたサーフィスは私の姿となった これに私の魂が合わないわけがあるまい
    左腕も見事に復元された クハハ! 両腕があるのが こんなに便利だったとは!
    これで何でも持つことが出来るなッ!!」




 


10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:49:39.89 ID:GrfLSEKM0
雪華「では これからは?」

吉良「幽霊のルールは もう私には適用されない
    一般人にも視認されるようになったのは苦しいが
    不意の接触で魂を裂かれる心配も無い
    家の中に入るのに住人の許可を得る必要も無い!!」

雪華「まるで生き返ったよう」

吉良「その通りだ 自然と歌の一つでも口ずさんでしまうというもの
    なんならお前も いつものように歌ってみろよ?キラークイーン」

雪華「……」




 


14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:54:28.17 ID:GrfLSEKM0
雪華「勝ってうれしい はないちもんめ」

吉良「負けて死んでろ はないちもんめ」

雪華「…あの子が欲しい」

吉良「あの子じゃ分からん」

雪華「相談しましょ」

吉良「そうするか」

雪華「…クスクス」

吉良「フフ フハハハハハ! さあ本編を始めるぞキラークイーン!
    今までのは単なる前奏曲に過ぎなかったことを教えてやる」

雪華「…期待しています 王様」




 


18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 20:59:13.30 ID:GrfLSEKM0
承太「…む」

金糸「あ 承太郎さん おはようなのかしら」

露伴「おはようございます 承太郎さん」

承太「どうだった?」

露伴「やはり 雪華綺晶は承太郎さんの夢の中に侵入していたようです
    記憶の奥深くのページに雪華綺晶との遭遇記録が残っていました
    ただ 上から修正液のように 封が されていたので
    承太郎さんが覚えていないのも無理はありません」

承太「そうか いつ俺は雪華綺晶と?」

露伴「一週間ほど前です 詳細はもう思い出せるはず
    ヘブンズドアーが その記憶を書き直しましたから」




 


20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>19 DMQで]:2008/12/16(火) 21:04:38.73 ID:GrfLSEKM0
承太「……」

露伴「雪華綺晶は吉良よりも先に あなたを仮契約相手にしようとしていました」

金糸「でも 承太郎さんの強靭な精神力の前に
    付け入る隙が見つからず撤退したのかしら
    苦し紛れに忘れさせるのが精一杯だったのね」

承太「少しずつ思い出せてきた 良くやってくれたな露伴君」

露伴「いえ 承太郎さんこそ ありがとうございます 僕の仮説を信じて
    『俺を疑っているのならヘブンズドアーで調べればいい』とまで言ってくれた」

金糸「そうよ いくら潔白を証明するためとは言え
    この露伴さんが逆に雪華綺晶に何かされているとは思わなかったのかしら?」




 


22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:08:56.38 ID:GrfLSEKM0
承太「俺は露伴君を信じているし 金糸雀 君のことも信じている」

露伴「そうですね 丸一日 僕を見張っていましたよ金糸雀は
    何か妙な動きをしたら すぐにでも襲い掛からんとばかりに」

金糸「だ…だって承太郎さんは仮契約とは言え カナの大切な… チラッ」

承太「…ニヤリ」

金糸「じょ…承太郎さぁああんん!!」

承太「抱きつくな うっおとしい」

露伴(案外 似た者同士なのかもしれないな この二人は
    素直な性格を かたや口数の少なさ かたや無駄口の多さで損している)




34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:33:35.49 ID:GrfLSEKM0
雪華『…お願いです どうか力を貸してください』

承太『誰だか知らんが 人の夢に土足で入り込むような奴の願いは聞けないな』

雪華『断ることは出来ないはず ここはあなたの無防備な精神…』

承太『スタープラチナ・ザ・ワールド!』

「ドオ ォオ ― z _ _ ン」

承太『かったるいことは嫌いな性質なんでな かわいそーだが このまま…』

雪華『…キッ!』

承太『動いた!左眼がッ?この静止した時の中で?
    いや見間違い…… くッ 時間切れか 時は動き出す』




35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:35:14.71 ID:lzDOWrOj0
承太郎まさかいきなり時止めオラオラする気だったのかwwwwww




 


37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:38:10.66 ID:GrfLSEKM0
雪華『……』

承太『見えていたのか?』

雪華『……』

承太『間合いを取ったか どういうわけか知らないが俺の能力を理解しているようだな』

雪華『記憶を覗いたので… 時間を止める能力 いいものです…
    しかし どうして夢の中でスタンドを?』

承太『本当に俺の記憶を読んだのか?夢の中に入るスタンドがいたと花京院から聞いた
    それ以来 似たような敵の対策に スタンドを出したまま眠る癖がついてな』

雪華『無敵のスタープラチナ… それよりも憂慮すべきは
    本体 空条承太郎の慎重な判断力 今後の検討課題といたしましょう』

承太『今後?お前何をする気だ?』

雪華『もう少し話していたいけど
    完全に戦闘モードに入ったあなたには勝てない…帰ります』

承太『……』

雪華『ただ せめて今日のことは お忘れください これは夢
    ミルクとクリームに溺れた甘い一時 覚えていては毒……』

承太『待て…』




 


40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:43:17.74 ID:GrfLSEKM0
露伴「全て思い出せたようですね」

承太「やれやれ 完全にしてやられた…というわけか」

金糸「でも あの雪華綺晶をあっさり引き下がらせたのかしら
    やっぱり承太郎さんは最強なのかしら!!」

露伴「僕もそう思います 吉良も雪華綺晶も
    承太郎さんからは逃げ回ることしか出来ないんですよ」

承太「だが…そういう奴らが面と向かってくるのは
    確実に勝てる準備を整えた時か 追い詰められた必死さが頂点に達した時だ
    そこには俺も恐怖を感じざるを得ないぜ」

金糸「……」





 


42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:47:23.08 ID:GrfLSEKM0
露伴「…と それじゃあ 金糸雀君 約束を果たしてもらおうか」

金糸「あ そう言えばそうだったのかしら」

承太「約束?」

金糸「承太郎さんに危害を加えないか露伴さんを見張る代わりに
    何事も無かったらカナのスケッチをさせてあげる事にしていたのかしら」

承太「こんな時まで漫画のネタ探しか 熱心なことだ」

露伴「僕から漫画を取ると何も残りませんからね 先ずは正面から…」

金糸「漫画にするならカナを主役でお願いするのかしら~」




 


45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:51:00.74 ID:GrfLSEKM0
蒼星(以前 肉の芽と白茨の声が聞こえたのは何だったんだろう?
    僕の気の迷いが生んだ幻聴だったのだろうか……)

翠星「蒼星石?何悩んでるですか早く決めるです」

蒼星「え?何を!?」

豊大「いや ババ抜きですよ 蒼星石さんの番です」

蒼星「あ!そうか ゴメン ボーっとしてて」

翠星「何かボーッとしてることが多いですよ まだボケる年じゃないはずです」


『コンコンコン コンコンコン コンコンコンコンコンコンコン』


豊大「…! 三三七拍子のノック スィドリームが帰ってきたようですよ」

翠星「定時報告より早いです!!これはひょっとすると!」

蒼星「何か新情報を持って帰ってきたんだ もしかしたら…」

翠星「鉄塔人間 早く玄関を開けてくるです!!」

豊大「は…はいっ!」




46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:52:35.51 ID:7yoh5bvmO
ありのまま今起こったことを言うぜ
『ktkrと思ってスレ開いたら何故か短パンだった』
何を(ry




50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 21:56:57.97 ID:GrfLSEKM0
スィ「ピッ!ピカッ!」

蒼星「ホーリエと接触できた!?ついに真紅が来たんだ」

翠星「それで真紅は…ホーリエは何と言っていたのですか」

スィ「ピピッ!」

蒼星「帰るのは今夜 場所は振り向いてはいけない小道…
    そうか 真紅の固定出口もそこにできたのか」

豊大「今夜? まだ かなり時間はありますよ 今すぐ動いた方が」

翠星「世話になった人達に別れを告げるべし そういうことです
    いかにも真紅の言いそうなことですぅ」

蒼星「そうだね 親父さんと猫草には今のうちに挨拶しておこう
    夜になると寝ちゃうかもしれないだろうから
    それと 承太郎さんと金糸雀にも連絡を…」




 


54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:02:40.71 ID:GrfLSEKM0
親父「おおっ お!」

蒼星「親父さん 僕達は今夜帰ります
    今まで本当にありがとうございました」

翠星「猫草もいじめてばっかりで悪かったですね
    でも楽しかったですよ」

猫草「にゃん!」

蒼星「猫草 尻尾の葉は噛み過ぎないようにね」

翠星「親父さん」

親父「おあ?」

翠星「病気 治せなくてごめんなさいです」

親父「うあ?おっ?」

蒼星「やめるんだ翠星石」




55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:06:06.12 ID:GrfLSEKM0
翠星「どうしてです!?蒼星石は親父さんに申し訳ないとは…」

蒼星「駄目なんだよ 今の親父さんに謝るのは…卑怯なことなんだ」

翠星「蒼星石…」

蒼星「それに別れる時は『ごめんなさい』なんて言うもんじゃない」

翠星「そう…ですね」

親父「お?おお?」

翠星「ち 違うですよ 親父さんのせいで喧嘩しているわけじゃないです
    親父さんは何も悪くないです ただ翠星石が……」

蒼星「……」

翠星「ありがとう そして さようなら 虹村さん」




56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:11:39.61 ID:GrfLSEKM0
真紅「美しい町なのだわ杜王町 まるでピクニックに来てる気分ね」

水銀「…で 何でアンタが私の隣に座ってるのよ」

真紅「あら 私は ただこの街がよく見えるところに座っているだけよ」

水銀「はぁ… かなわないわね真紅には」

真紅「? 冗談でも あなたが私にかなわないなんて言うとは…
    何か変なものでも食べたの?駄目よ 川魚はちゃんと中まで火を通さないと」

水銀「私のプライドを完膚なきまでに叩き潰しておいてよく言うわぁ
    折角の鉄塔ライフも アンタが来たせいで おしまいよ」




 


60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:16:58.20 ID:GrfLSEKM0
真紅「どのみち 私が来たからには この幕間劇もおしまいよ
    今夜 私達はジュンの…元いた世界に帰るのだわ」

水銀「あらそう ま そりゃそうよね で それをわざわざ私に話してどうするつもり?
    それまでに蒼星石のローザミスティカを取り戻すため また一戦交える?」

真紅「そういう訳にも行かないのだわ 残された時間は多いようでもあり少なくもある」

水銀「真紅ゥ アンタまで そんな回りくどい言い方を多用する子だったかしら
    あの白薔薇の癖がうつったんじゃなくて?」

真紅「…私は罠を張った ローゼンメイデンが少なくとも四人
    同時に一つの出口から帰ろうとする それをあの白薔薇が見過ごすはずがないのだわ」




 


62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:24:26.46 ID:GrfLSEKM0
水銀「へぇ それでぇ?」

真紅「あなたも あの白薔薇には頭にきているのでしょう?
    ガツンと一発殴ってやりたいとは思わない?」

水銀「相変わらず野蛮ねぇ あ お湯が沸いてきたわよ 茶葉の調合はできてるの?」

真紅「東洋のハーブはあまり知らないけど こんなもんでしょ」

水銀「その乾燥ハーブは先住者の手製みたいだから不味くても私に文句言わないでよ」

真紅「そう思うのなら あなたは飲まなくても結構なのだわ」

水銀「…いただくわよ」




 


67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:31:44.05 ID:GrfLSEKM0
真紅「こうしてカップを交わす 同盟成立と見ていいのかしらね」

水銀「ガツンと一発 殴りたいのは 真紅 アンタの方なんだけど
    ここは策に乗ってあげる でも さっき言ったとおり この鉄塔は…」

真紅「問題ないのだわ この私の仮契約相手を鉄塔内に置いていきましょう」

水銀「アンタも まぁ 人使いの荒い女ね ジュン君も苦労するはずだわぁ」

真紅「グィーッ」

水銀「ゴクッ」

真紅「ブハッ!!不味ゥーーッ!!」

水銀「オオェッ!!くそ不味ッ!!」




72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:36:39.98 ID:GrfLSEKM0
仗助「そうか 帰れるのか 良かったじゃねぇか
    その小道まで見送りはさせてもらうぜ」

蒼星「うん」

康一「今度こそ本当にお別れなんだね」

山岸「ま 戻っても そっちは大変なのでしょうけど 無事を祈るわ」

翠星「どうもですぅ」

億泰「……」

翠星「…トーテム人間?」

億泰「俺はよぉ馬鹿だから こんな時どう言っていいのか分からねぇ
    さよならって言うのも 何か…よ」

蒼星「億泰」

億泰「ん?」

蒼星「ありがとう」




 


74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:42:17.91 ID:GrfLSEKM0
金糸「真紅のことだもの この時間設定は雪華綺晶を誘き出す罠でもあるはず」

露伴「雪華綺晶が出てくるのなら」

承太「吉良も一緒に来る可能性が高い…か」

金糸「ただ逃げ帰るのではなく ここで雪華綺晶に逆襲をかける
    真紅らしい考え方なのかしら」

『ファン!ファン!ファン!ファン!』

露伴「…? なんか外が急に騒がしくなったな
    パトカーが走り回っているのは今に始まったことでは…」




 


76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:47:06.70 ID:GrfLSEKM0
『オラァ!オラァ!オラァ!』

露伴「この声は…ッ!?」

承太「俺の携帯だ」

『ピッ』

承太「どうした?SPW財団からの連絡はPCのメールでと… 何!?
    本当なのか?それは そうか いや 良く知らせてくれた」

『プッ』

金糸「承太郎さんが そんなに驚くなんて何事かしら」




 


79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:51:05.13 ID:GrfLSEKM0
承太「騒がしいわけが分かった 今日 既に十人以上殺されたらしい」

露伴「馬鹿なッ!!急に多すぎる!いったい吉良は!?」

承太「何かを急いでいる」

金糸「まさか真紅が来たから?私達が帰るから?」

露伴「奴が『主』になるということと
    ローゼンメイデンとの間に直接的な関係は無いはず
    ということは この大量殺人の理由は…」

承太「雪華綺晶だ 吉良とローゼンメイデンを繋ぐ点はそれしかない」

金糸「何にせよ 今から作戦変更は無理なのかしら 真紅の用意した罠に
    雪華綺晶は確実にやってくる 私達も全力を尽くすしか……」




 


81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:56:43.10 ID:GrfLSEKM0
真紅「え~ お集まりの紳士淑女の皆さん
    私がローゼンメイデン第五ドールの真紅です」

承太「……」

仗助「……」

水銀「なんでアンタが仕切んのよ」

真紅「うるさいわね なら水銀燈 あなたがやる?」

水銀「……」




82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 22:56:45.11 ID:ZwE2fsWs0
スピードワゴン財団が配信しています
オラァ!着ボイス。好評配信中




 


85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:00:49.62 ID:GrfLSEKM0
真紅「……と言う訳で 先ほど説明した通り
    皆さんには ここで雪華綺晶を迎え撃つため協力してもらいます
    これだけの人数で囲んでフクロにすれば勝利は間違いなしなのだわ
    何か質問がある人は挙手して頂戴」

翠星「はい!質問ですぅ 何故 水銀燈の野郎も一緒に居やがるですか?」

金糸「共同戦線を張るということなのかしら?」

億泰「蒼星石のローザミスティカを返すわけでもないのに
    しゃあしゃあと…」




 


87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:05:19.21 ID:GrfLSEKM0
蒼星「今は雪華綺晶を何とかする方が先決だからね 細かいことは言いっこなしだ」

億泰「細かいことって おめぇ…」

真紅「はいはい お静かに 金糸雀と蒼星石の言うとおりなのだわ
    強敵である白薔薇をギャフンと言わせるために
    今は水銀燈と手を組みます 蒼星石のローザミスティカの件は
    この作戦が終わり次第 みんなで水銀燈を絞めるから問題無いのだわ」

水銀「真紅 アンタ私が目の前にいるってこと忘れてるでしょ」




 


91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:09:55.07 ID:GrfLSEKM0
蒼星「あのぅ真紅 そういうやり方は僕のアリスゲームではないんだけど
    本当は雪華綺晶とも できれば一対一でやらせてもらいた…」

真紅「ローザミスティカの無い あなたにアリスゲームを語る資格はない
    雪華綺晶と差しでやりたいのなら好きにして頂戴
    あなたが一人 先走ったところで計画に支障はないのだわ
    それに私のアリスゲームのやり方は こういうやり方よ」

翠星「ほぁああーーッ!何と言う暴言!!いくら真紅でも…」

金糸「しかし 的を射ているのかしら」

水銀「口さがないだけよ」

蒼星「さすが真紅…痛いところを突いてくれる」




 


94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:18:09.96 ID:GrfLSEKM0
康一「えーと じゃあ 次は僕から質問だけど どうしてこの場所で?」

真紅「振り向いてはいけない小道の周辺は現実から半歩 外にある世界だから
    ここならどれだけ暴れても杜王町に被害が出ないのだわ 多分
    なんだか今 杜王町は軽い恐慌状態だから尚更ね」

山岸「今更な質問だけど 本当に雪華綺晶は来るの?
    これだけの人数だと手出しすら出来な…」

真紅「確実に来る 私の罠も完全ではない いえ完全なものなんて存在しない
    だからこそ私達はアリスゲームを…と これは今話すことじゃないわね
    とにかく雪華綺晶は この私の作戦の弱点の一つか二つは既に見抜いているはず」




 


96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:24:38.30 ID:GrfLSEKM0
露伴「その弱点とは?」

真紅「それが分かれば苦労はしないのだわ とにかく雪華綺晶は来る
    それも今の私達の布陣を簡単に崩すかもしれない
    みんな 乱戦は覚悟して頂戴」

仗助「あのぉ~ それって結局 出たとこ勝負ってことじゃあないっスか?」

真紅「その通りよ 文句ある?」

仗助「…いえ ありません」




 


98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:30:41.07 ID:GrfLSEKM0
『パチパチパチ』

真紅「拍手?誰よ こんな時に?」

承太「見ろ あそこだ あの家の屋根の上…来たぞ 二人いる」

吉良「おめでとう 杜王町の皆さん」

雪華「おめでとう 薔薇乙女の皆さん」

仗助「野郎~ッ!出やがったなッ!この瞬間に対する心構えはしてきたつもりだ!
    だが 汗が出やがる!どす黒い気持ちになるぜ!
    あの野郎がぴんぴんしていることによぉ!!」

億泰「吉良吉影と!!」

蒼星「雪華綺晶ッ!!」




 


101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:33:34.77 ID:GrfLSEKM0
康一「落ち着いて仗助君!億泰君!『吉良が拍手をした』」

仗助「あぁ!?」

康一「吉良が拍手をしたんだッ!!」

仗助「それが何だって言うんだ!?」

露伴「両手があるということだ 吉良に左腕が戻っている」

億泰「だから どうしたぁ!俺はやるぜ!『ザ・ハンド』ッ!!
    空間を削って奴らを屋根から引きずり落とすッ!!」




 


104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:38:33.16 ID:GrfLSEKM0
億泰「……あれ?」

仗助「どうした億泰?スタンド…出せてねーぞ」

億泰「いや 俺は…確かに」

翠星「トーテム人間!?」

仗助「まさか…康一ッ!?露伴!?」

康一「エ…エコーズが出てこない」

露伴「馬鹿な…そんな」

仗助「俺もだ クレイジーダイヤモンドが出てこねぇ…承太郎さんッ!?」

承太「出そうとはしている…さっきから出そうとはしているんだが」

山岸「私の髪も…動かない!?」

金糸「これは?みんなスタンドが出せなくなっているのかしら!?」

真紅「まさか これは…既に!?」

水銀「そう 既にやられていたというわけね」

蒼星「このやり方は…僕も昔使った……」




 


106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:46:01.51 ID:T+y6pogH0
……あれ?

どうした? 書き込み…出来てねーぞ

いや 俺は…確かに

まさか…携帯ッ!?p2!?

か…書き込みが成功しない

馬鹿な…そんな

俺もだ 書き込みが反映されねぇ…iPhoneさんッ!?

書き込もうとはしている…さっきから書き込もうとはしているんだが




108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/16(火) 23:59:22.76 ID:GrfLSEKM0
雪華「…あなた達の選択は正しい」

吉良「もしすぐに出口から帰ろうとでもしようものなら」

雪華「その先のNのフィールドには私が張った蜘蛛の巣の罠が待ち構えていた」

真紅「…!!」

吉良「ゆえにキラークイーンを」

雪華「私を叩いてから撤退する」

吉良「戦の常道だな だが それも 自分達の最期の時を
    少しばかり引き伸ばしたことに他ならない
    残念だ 君達は私の愛する杜王町の住民だというのに」

億泰「うるせぇー!!テメェ!俺に!俺達に何をしたァーーッ!!」





109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:04:33.06 ID:kABY8fOM0
吉良「気付かなかったかな?ここは私の夢の世界だ」

康一「夢の中!?」

蒼星「やはり!雪華綺晶が ここまで上手く それを隠せるなんて…ッ」

雪華「この場所は…元から雰囲気がNのフィールドに似ている 造作も無い」

承太「スタンドが出ないのは…そのせいか?他人の夢の中でも?」

雪華「自分が寝る時は用心をしていても
    まさか起きている時に夢の中の用心はしない 前回の課題の回答です」

吉良「スタンドを出したまま ここへやって来ていれば あるいは…
    だが一手…遅れたな 致命的なまでの一手を!」




110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:09:28.02 ID:kABY8fOM0
雪華「では 始めましょうか薔薇乙女の皆さん この私がアリスとなるために」

吉良「では 終わりにしようか杜王町の皆さん この私が『主』となるために」

真紅「スタンド使い達は当てに出来ない!ドールズは全員 雪華綺晶へ!!」

蒼星「億泰…」

億泰「俺の心配している場合かぁ?スタンドが使えなくても
    俺達は一人じゃねぇ 悪霊の一匹ぐらい消してやらぁ!!」

翠星「その通り!よく吠えたですぅ トーテム人間!
    この戦いが無事に済んだらスコーン焼いてやるですぅ!!」

億泰「不吉なこと言うんじゃねーよ それにお前らは
    勝ったら すぐ ジュンとやらのところに帰るんだよ!
    お前らを必要としているのは俺より…そいつだろッ!?」

翠星「…!」




115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:14:07.79 ID:kABY8fOM0
仗助「お~お~!億泰のやつ張り切っちゃって…
    こんなことなら鋼田一豊大を鉄塔に帰すんじゃなかったぜ
    あいつ隠れマッチョだったからなぁ」

承太「過ぎたことは気にするな」

仗助「その通りッスね 俺も腹ァ括りますぜ~!承太郎さん!
    素手喧嘩(ステゴロ)でも!自信はあるんでしょうね!?」

承太「まかせろ かみさんといつもやっている」
   
仗助「え?結婚してたんスか?承太郎さん!!
    こんな時に爆弾発言を!?いや それより…康一!露伴!
    テメェらは由花子と下がっていろ!いいな!怪我されても治せねぇ!!」

康一「分かった! さ 由花子さん!」

山岸「こ 康一君…」

露伴「仗助!!僕まで…」

仗助「康一達を 頼むっつってんスよぉ~ 岸部露伴!!
    三度目は言わせねーでくださいよ!!」

露伴「仗助…」




120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:18:26.42 ID:kABY8fOM0
山岸「ご ごめんなさい康一君 私 足手まといに…」

康一「違うよ 由花子さんがいるから 僕は逃げ出さずにいられるんだ」

山岸「…!!」

露伴「…オホンッ」



億泰「聞こえたかぁ仗助?康一も言うようになったじゃないの」

仗助「ああ ますます俺達も退けなくなっちまったな」




 


123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:21:13.18 ID:kABY8fOM0
承太「仗助 億泰 いいか? 吉良の新しいキラークイーン…雪華綺晶は
    金糸雀達が相手をしてくれている 一方 吉良の能力は
    幽霊であるという未知数な点はあるが そう脅威ではない」

仗助「承太郎さんが そうはっきり言ってくれると心強いッスよ」

承太「雪華綺晶は屋根から飛び降りたが 吉良は姿を隠した
    もし爆弾スタンドである昔のキラークイーンが健在なら
    奴も飛び降りて 俺達を上から襲って来ていたはずだ」

仗助「確かに」

承太「それに左腕が戻ったそうだが シアーハートアタックを繰り出す素振りも無い」

億泰「…てことは?」

承太「気をつけるのは奇襲だけだ だが用心に越したことは無い
    奴が殴ってきたなら手首を狙って払え 手のひらや拳に触れないようにしろ」




127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:24:57.20 ID:kABY8fOM0
金糸「諧謔曲(スケルツォ)!神をたたえよ(ベネディカムス・ドミノ)!」

雪華「……ッ?」

金糸「そっちへ行ったのかしら!翠星石」

翠星「もらったですッ!脳天唐竹割りィー!!脳漿ぶちまけやがれですぅ!!」

雪華「……!!」

翠星「うおッ!避けたですか!?この翠星石必殺の一の太刀をッ!?」

真紅「何 蒼星石みたいな真似してるのよ あと私達に脳漿は無いのだわ」

翠星「う~む 猫草との特訓で開眼したはずだったのですが」

水銀「全く…遊んでいる場合じゃないってのに…
    戦い方を教えてあげるわ 蒼星石!真紅!ついて来なさいよ!」

蒼星「……」

真紅「あなたこそ 私に追い抜かれないようにね!」




133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:29:49.30 ID:kABY8fOM0
億泰「うおおッ!?」

仗助「大丈夫か!?億泰ッ!!」

億泰「問題ねぇッ 皮を切られただけだ!!野郎 何か刃物を持ってる!!」

承太「落ち着け ナイフを持っていようと対処法は さっきと同じだ 手首を狙え
    それよりも刃物に頼るとは ますますもって爆弾は使えないと見ていい」

仗助「だが…野郎 素早いぜぇ~ これが幽霊の力…かぁ?」

億泰「物陰から出てきたかと思いきや すぐ引っ込みやがる
    それに この世界は曲がり角や扉 茂みがどこに通じているか分からねぇ」

承太「もともとそういう場所だったのを 吉良の夢の世界としたからな
    ある程度 出たり入ったりは奴の自由…というわけか」

仗助「大口たたいた割りにはセコイ野郎だ…
    まだ あの女の子達のほうが派手に戦っているじゃあねーかッ!!」

承太「耐えろ仗助 俺達は耐えるのが戦いだ」




 


135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:33:11.29 ID:kABY8fOM0
水銀「行けッ!!黒羽根ぇ!!」

雪華「…この間合いから撃ってくる? 当たるわけ無いのに」

水銀(ふん 狙いは 今のうちから羽根を伏せての半径二十メートル包囲
    おまけに夜の暗さが 私の黒羽根を隠してくれる)

真紅(あなたも好きね そのやり方 でも私にすら破られたのに…)

水銀(弱点は改良済みよ さあ見てなさい お膳立ては整った!)

雪華「これは…囲まれて…!?」




 


138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:36:55.76 ID:kABY8fOM0
水銀「決まった!!終わりよ!白薔薇ァ!!上下前後左右完全包囲!
    半径二十メートル!黒い羽根の津波!喰らいなさぁい!!」

雪華「…?…ッ!」

蒼星「前へ出る気だ!!」

真紅「やはり私と同じ方法で…」

水銀「甘ぁーいッ!!ヤクルトより甘いわぁ!黒津波!第二陣!!」

真紅「羽根の包囲を もう一つ分!?そんなに既に沢山撃っていたの?」

蒼星「くらまし羽根の影に もう一つ くらまし羽根を重ねて撃っていた
    水銀燈が伏せた羽根の量は真紅の目算より二倍 多いよ」

水銀「第一陣の前方は…ほんの僅か 弱めにしておいたわぁ
    さぁ前へと出てらっしゃい雪華綺晶!押しつぶしてあげる!!」




 


140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:40:27.17 ID:kABY8fOM0
雪華「…かかりません」

真紅「あら?前方ではなく左後方から出てきたのだわ」

水銀「チィッ!」

蒼星「きっと前方に誘導されていた事に気付いたんだ」

雪華「…残念」

水銀「何 勝ち誇ってんのよ!?まだまだぁ!」

真紅「水銀燈!?あなた何を!?」

蒼星「真紅 伏せるんだ!第一陣の黒羽根の球に
    第二陣の黒津波を突っ込ませて…!爆発するッ!!」




 


142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:43:39.49 ID:kABY8fOM0
雪華「…あうっ!?」

真紅「やった!?あの位置なら爆風をもろに受けたはず!!」

水銀「前に出てこなかったら こうするつもりだった!
    それに爆破の衝撃も以前の真紅の時より二倍!!
    利用できるっていうレベルじゃあないわよぉ」

真紅「お…恐ろしい技なのだわ」

水銀「覚えときなさい 以前の課題を全て解決して 初めて『改良』と言うのよ!
    この水銀燈 伊達に薔薇乙女の長女 はっているわけではないッ!!」




 


144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:47:16.75 ID:kABY8fOM0
雪華「……く!」

蒼星「立ち上がる!?」

水銀「頑丈ね… 困ったわぁ これをやると羽根を使い切るから
    一呼吸おかないと次の攻撃に移れないのよ そういうわけだから
    しばらくバトンタッチ! お二人さん よろしくぅ」

真紅「ちょ… ちょっと!」

蒼星「とんだ長女もいたもんだ でも やるしかない!そうだね真紅!」

真紅「そのとおりよ蒼星石!私達に後退のネジは付いていない…ッ!!」

蒼星「薔薇乙女 近距離パワー型タッグてとこか(僕の流儀ではないけど)」

真紅「フフ 球体間接が鳴るのだわ」

蒼星(真紅…水銀燈の大技見て完全に火が着いちゃってるな)




149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:50:44.21 ID:kABY8fOM0
吉良『一つ 聞いておきたいことがある』

億泰「吉良の声!野郎どこからッ!?」

仗助「承太郎さんッ!?」

承太「分からない 声から奴の位置を特定するのは無理だ
    おそらくは夢の世界ならではのテレパシーか…」

吉良『何故 私の邪魔をする』

仗助「何故だとッ!!テメーが人を殺すからだろーがッ!!」

吉良『私が殺すのは生きている価値の無い人間だ それに何の問題がある』

億泰「どの口でほざきやがる!生きている価値の無い人間の代表がよ!!」

吉良『私はもう死んでいる』




150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:53:29.22 ID:kABY8fOM0
承太「だからだ」

億泰「承太郎さん?」

承太「主が必要だという言い分は認めよう
    だが お前は 主を 履き違えている」

吉良『ほう…』

承太「街を守り 街の誇りを保つのは生きている人間がすること
    杉本鈴美もそう言っていたそうだ… 主とは
    そういう困難に立ち向かう人間に対して勇気を振舞うものだ」

仗助「……」

承太「お前のしていることは ただ 主 いや 王になろうとして
    自分の力を見せ付けて お山の大将を気取っているに過ぎない」




 


153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 00:57:07.55 ID:kABY8fOM0
吉良『主ではなく王か 相変わらず面白いことを言う男だ
    だが どちらでもいい 人から認められた玉座というのは
    安心できる世界だからな』

承太「本音が出たな 正直なところ…
    義侠心の欠片でも見せたなら 躊躇うこともあったろうが」

仗助「結局 テメーはテメーのことしか考えてねぇっつーことだ!!」

億泰「この街は…」

仗助「俺達が守る!」

吉良『では私を倒すことだ スタンドも使えないこの状況で
    生きている人間の力 それを見せてもらおうか』




 


155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:00:06.27 ID:kABY8fOM0
真紅「人はそれをッ!絆とも言うのよ!!」

雪華「グッ…!」

翠星「出たです!真紅の必殺『内臓殺し』!!」

水銀「鳩尾にモロに入ったわねぇ 痛いのよアレ まだ顔の方がマシよ」

金糸「適当な決め台詞とともに放つ渾身の右ストレートなのかしら!」




162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:04:15.91 ID:kABY8fOM0
桜田『右ストレート?そんな単純なものではありませんよ みっちゃんサン』

草笛『と言うと?ジュンジュン』

桜田『こう… インパクトの瞬間に全身の球体間接をロックさせるんですね』

草笛『……』

桜田『分かりませんか?全身を硬直させることで体重すべてを拳に乗せるんです
    想像してみて下さい あのアンティークドールが同質量の鉄の塊になったと』




 


167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:08:25.98 ID:kABY8fOM0
草笛『それはまた強烈そうね』

桜田『…僕はトラウマを思い出して吐いた回数よりも
    真紅に殴られて吐いた回数の方が多いんですよ』

草笛《それはひょっとしてギャグで言っているの?ジュンジュン…》

桜田『華奢な体躯なのに あの理不尽な威力
    なんだか憧れちゃいますよね 男として…』

草笛《ここは突っ込むところなのかしら? 教えて 金糸雀…》




 


169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:11:50.48 ID:kABY8fOM0
真紅の鉄拳 被害者は語る


Jさん(学生):あれで僕は三日間 お粥しか食べられませんでした

Sさん(無職):反吐ぶち吐かされたわぁ

Hさん(家事手伝い):コリンヌが コリンヌが川の向こうで呼んでるの




 


172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:15:26.94 ID:kABY8fOM0
雪華「ぐ…うう……」

蒼星「逃がさない!!」

雪華「…ッ!!」

翠星「やったです!鋏で雪華綺晶を串刺しですぅ」

金糸「うわぁ…蒼星石も きちんとエグいのかしら」

真紅「速ッ!!何 今の蒼星石の動き!滅茶苦茶速くない!?」

水銀「ちょっと無理してるのよ あの子 だから今まで…
    アンタとのタッグバトルでも ろくに攻撃に参加していなかったでしょ」




173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:19:04.59 ID:kABY8fOM0
雪華「ハ… ィ……」

蒼星「僕の鋏は まだ ほんのちょっと開いている!
    君のローザミスティカを避けるためだ!
    さあ今すぐ この夢の世界を解除しろ!」

雪華「ハン… プティ… っちた……」

蒼星「皆にスタンド能力を戻すんだ!なら仗助君が君を直すッ!!
    二秒待つ!!一つ!!」

雪華「…ハンプティは…直らない」

蒼星「二つ!さよならだ雪華綺晶!!」




 


179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:23:46.03 ID:kABY8fOM0
雪華「さよならではありません 青薔薇のお姉さま」

蒼星「…ッ!? か…体が 僕の体が動かな… そんな」

金糸「蒼星石ッ!?」

雪華「お帰りなさい お姉さま
    雪華綺晶はお姉さまが帰ってくるのを待っていました」

蒼星「し…白茨は完全に押さえ込んだはずッ……」

雪華「雪華綺晶は待っていました お姉さまが この私の殻を破るのを」




 


183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:26:27.91 ID:kABY8fOM0
蒼星「雪華綺晶!君は?君は僕に何をッ!?」

翠星「蒼星石が何かやべぇです!助けるですよ!真紅!」

真紅「えぇ!!」

雪華「邪魔はさせない…」

蒼星「…!!」

金糸「雪華綺晶の…いえ 蒼星石の足元から何かが生えて!!」

水銀「世界樹ッ!? まずい!二人を上へ押し上げるつもりよ!!」




 


186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:29:45.62 ID:kABY8fOM0
真紅「しまった!!一気にかなり上のほうまで二人を運ばれたのだわ!!
    でも こんなタイミングで世界樹の枝が突然伸びてくるなんて!!」

翠星「こ…これは世界樹じゃないです!!それに確かに見たです!
    地面からではなく!蒼星石の足から…この『肉の芽』が噴き出したのをッ!
    でも どうして肉の芽が蒼星石に…!?」

金糸「肉の芽!?」

水銀「そうか これが蒼星石の中にあった得体の知れない力の片割れ…」

真紅「…今は迷ったり悩んだりしている暇は無いのだわ 追うわよ 上へッ!!」




 


188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:32:38.76 ID:kABY8fOM0
仗助「おいおい!何かの冗談か!あれは~!?
    いきなり どでかい木が生えてきたぞ!!」

億泰「あれは…肉の芽だ!!」

承太「肉の芽だと?」



吉良(何をするつもりだ?キラークイーン
    こんなに派手なことになるとは…いや
    私は私の仕事を済ませることに専念すれば良いだけだ)




 


191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:36:32.55 ID:kABY8fOM0
蒼星「うう…ぐ…」

雪華「そうそう先ほどの質問に答えないと…
    私があなたに何をしたか?答えは何もしない」

蒼星「何も…?」

雪華「ええ お姉さまは見事に私の白茨を抑え込んでいました
    ですから 役に立たない白茨は消させてもらいました」

蒼星「白茨を…消した?」

雪華「こうして直接触れなければいけませんでしたが
    あなたの心など いつでも吹き飛ばせたと言うこと
    抑えが利かなくなった肉の芽が暴走した……」

蒼星「し…しまった!僕の想像力不足だった…まさか雪華綺晶が白茨を解除するなんて…」




 


193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:40:44.92 ID:kABY8fOM0
雪華「怖がらないで下さい 青薔薇のお姉さま
    私達は一緒にアリスを目指すのですから……」

蒼星「何を…始めるつもりだ」

雪華「見えますか お姉さま?あなたが割いた私の腹から
    今まで私が食べた罪人の魂が漏れ出しているのを」

蒼星「魂!?これは…魂が僕の体に流れ込んで…
    いや 僕の体の『肉の芽が魂を吸っている』ッ!!」

雪華「最初のうちは この魂 自分のために集めていた
    でも… ただの泳がせていた囮のあなたは
    川の流れに逆らい 跳ね 肉の芽を手に入れた」




194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:44:30.66 ID:kABY8fOM0
『必要なものは私のスタンドである ザ・ワールド
 我がスタンドの先にあるものこそが人間がさらに先に進むべき道なのである』


雪華「そこで私は思い出したのです かつて覗いた空条承太郎の記憶
    DIOという人が興味深いことをノートに残していたのを」

蒼星「DIO… 肉の芽の…」

雪華「あなたの中で 他の細胞と融合せずに 純粋培養された肉の芽
    それはもはやDIOそのもの」




 


199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:47:29.02 ID:kABY8fOM0
『必要なものは信頼できる友である』


雪華「青薔薇のお姉さまの体に 肉の芽は実に馴染みました
    聞こえたでしょう 友達になろうと言う肉の芽の声が」

蒼星「う…君は…さっきから何を…?」


『必要なものは極罪を犯した三十六名以上の魂である 罪人の魂には強い力がある』


雪華「私は魂を集める目的を変えた 自分のためではなくお姉さまのために」

蒼星「僕の…ため?」

雪華「数も罪も足りない魂達ですが それも詮無きこと これで我慢してください」

蒼星「一体…何がしたいんだッ!?雪華綺晶?」




 


201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:52:00.79 ID:kABY8fOM0
『必要なものは十四の言葉である』


雪華「さあ 今から私の言う言葉をしっかり覚えてください
    お姉さまが生まれ変わる時に必要になります」

蒼星「生まれ変わる…?」


『必要なものは勇気である 私は一度スタンドを捨て去る勇気を持たねばならない
 朽ちていく私のスタンドは罪人の魂を集めて吸収
 そこから新しいものを生み出すだろう』


蒼星「ああぐっ!?」

雪華「クスクス…出来てきましたよ お姉さま 立派な赤ちゃんです!
    あなたの中に… ついに会えた『天国へ行く方法』!!」


『生まれたものは目醒める 信頼できる友が発する十四の言葉に知性を示して
 友は私を信頼し 私は友になる』


雪華「さあ 教えたとおりに十四の言葉を!
    でないと あなたまで朽ち果てますよ!?」

蒼星「ううっ!?」




 


203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:55:10.28 ID:kABY8fOM0
水銀「ちょっと何かやばいわよ!!
    世界樹…じゃなかった この肉の芽!色が変わって…」

翠星「枯れ始めているです!!」

金糸「一体上のほうで 蒼星石と雪華綺晶に何が!?」

真紅「急いで!急いで登るのよ!!手遅れになる前に!!」




209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 01:58:53.40 ID:kABY8fOM0
『最後に必要なものは場所である
 北緯二十八度二十四分 西経八十度三十六分へ行き
 次の新月の時を待て それが天国の時であろう』


雪華「ここは夢の世界 Nのフィールド
    ここではない全ての場所であり 今ではない全ての時間がある」

蒼星「やめ…るんだ 雪華綺晶…僕は…決して そんな言葉は言わ…」

雪華「やめる?どうして?青薔薇のお姉さまは考えたことは無いのですか?
    究極の少女アリスが孵化したとして
    そのアリスが立つにふさわしい大地はどこか 国はどこか 家はどこか」

蒼星「ぐ…」

雪華「もっと簡単に言うのなら お父様はどこで待っておられるのか?」

蒼星「それが 天国だと?」

雪華「そうです 天国に至れば きっとお父様に会える
    私達 二人でアリスとなりお父様の愛を受け取りましょう」




 


212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:02:45.48 ID:kABY8fOM0
蒼星「…天国なんてあるのかな」

雪華「…!?」

蒼星「少なくとも…こんな 罪にまみれた魂や
    ローザミスティカも無く動き回る この骸を苗床にした天国になんて
    お父様は いやしない」

雪華「……」

蒼星「むしろ そんなところに僕達のお父様がいたとしたら幻滅だよ」

雪華「お父様を…否定するのですか?ローゼンメイデンであるあなたが」




213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:05:23.63 ID:kABY8fOM0
蒼星「言ったろ?ローザミスティカが無いんだ
    僕はもうローゼンメイデンじゃあない」

雪華「なら 何だと?」

蒼星「僕は…翠星石の妹だ 君の姉だ 例えローゼンメイデンではなくなっても
    この体が朽ち果て 引き裂かれようとも
    もう二度と 自分まで見失ったりはしない」

雪華「青薔薇のお姉さま…まさか」




214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:09:14.90 ID:kABY8fOM0
蒼星「雪華綺晶…君がそうやって僕を青薔薇と呼ぶ限り 君に勝利は無い
    何故なら青薔薇の花言葉は『実現不可能な夢』だからだ
    君の敗因は選択ミス もはやローゼンメイデンを辞めた僕を相手にしたこと!」

雪華「まさか…自分ごと天国へ行く方法を!?」

蒼星「僕が最期に見せるのは この街で身に付けた黄金の精神だ!
    この空っぽの体に詰め込んだ!億泰や親父さん達の生きた心だ!
    君が死人の魂を貪っている間に 僕はこんなにも生きた心を手に入れたッ!!」

雪華「やめ…ッ!」

蒼星「僕は…僕が 蒼星石だ!!」




222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:13:32.04 ID:kABY8fOM0
吉良「とった!!この手応え!肝臓までいったかァー!?承太郎ッ!!」

承太「ガフッ!!」

仗助「承太郎さん!!」

億泰「おおおお!吉良ぁーー!!」

承太「…ッ!ゥオラァ!!」

吉良「グプッ!!馬鹿な…反撃だと!?この傷で…」

億泰「承太郎さん!?」

承太「やれやれ…吉良が姿を消した時点で
    ナイフや飛び道具を警戒していて良かったぜ」

仗助「承太郎さん…それ 腹のとこの服に仕込んでいるのはもしかして…」

承太「露伴君のスケッチブックを折り畳んで入れておいた
    あとで金糸雀と露伴君には謝っておかないとな……」

吉良「馬鹿な…こんなつまらないことで この私が 馬鹿なァーッ!!」




 


224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:17:55.50 ID:kABY8fOM0
承太「だが……」

仗助「承太郎さん!?」

承太「動ける浅さの傷でもないらしい…仗助 億泰…
    吉良は お前らでトドメをさせッ…!!」

吉良「そんな小細工程度で この吉良吉影が追い詰められてたまるかァーーッ!!」

億泰「やかましゃーッ!!テメーは負けたんだよ!!」

仗助「あの世へッ! のしつけて送り返してやるぁ!ぶん殴るぞ!億泰!!」

億泰「おおぁッ!!」

吉良「…ッ!!」




 


227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[拳銃の幽霊は人間には無効]:2008/12/17(水) 02:20:35.98 ID:kABY8fOM0
仗助「ドラララララーーッ!!」

億泰「ウオシャアアーーッ!!」

吉良「…!……ッ!!」

仗助「ちょっと待て億泰!これは…吉良じゃねぇ!!人形(サーフィス)だ!!」

億泰「何ィッ!? どういうこった?偽者だったのか!?」

承太「いや… 左腕が戻ったカラクリはこういうわけだったのか
    奴の魂は今までそこに入っていた…
    それが かなわないと見て逃げ出したんだろう」

仗助「逃げただと!!畜生ッ!!」

億泰「卑怯だぞ!!出て来いッ!吉良吉影ェーーッ!!」




 


231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:25:07.90 ID:kABY8fOM0
承太「仗助…」

仗助「何です!?承太郎さん!早く吉良を…」

承太「いや…夢の世界が消えている スタンドが出せるぞ」

億泰「え?」

仗助「…てことは?」

承太「向こうも…決着がついたようだ」

億泰「蒼星石 勝ったんだな あの白薔薇に!!」

仗助「……」

承太「…早く腹の傷を治してくれるのを期待しているんだが
    できればスケッチブックも」

仗助「あ すんません」




232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:29:46.94 ID:kABY8fOM0
真紅「ああ…そんな なんてこと…蒼星石!?」

翠星「蒼星石が 蒼星石が…ッ!」

金糸「死んでいる 自分のお腹を刺して…死んでいるのかしら」

水銀「あんたがやったのね…雪華綺晶」

雪華「それは…イエスでもありノーでもあります
    青薔薇のお姉さまは誇りを失わずに自らの幕を閉じた…見事です」

真紅「なんて言い草をッ!!」

翠星「許さないですよ!雪華綺晶…」

雪華「……」

金糸「待つのかしら!蒼星石を連れてどこに…!!」

雪華「幕は閉じたのです 私達はもう この舞台に立っていられません
    また 古くて新しい世界で 再び……」

水銀「待ッ…!!」




236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:34:14.35 ID:kABY8fOM0
真紅「消えた……」

翠星「蒼星石が 蒼星石の体が また 連れて行かれてしまったです…」

金糸「…翠星石?」

翠星「泣かないですよ 今は…もう泣かないです
    この涙は 蒼星石が元気で帰って来た時のために とっておくです」

真紅「…そうね それでいい それでいいのだわ 翠星石」

水銀「…じゃあ私は先に帰るわよ」

翠星「水銀燈!?」

金糸「翠星石 私達も行かなくては」

翠星「だって…トーテム人間達はまだ…」

真紅「雪華綺晶が消えたのなら 彼らは吉良に打ち勝てるはず
    もう別れは済ませているのだわ このまま…行きましょう」

翠星「でも…でも…」

金糸「悲しいことだとは思わないで欲しいけど
    私達とスタンド使いは 生きる世界が違うのかしら 翠星石」

真紅「この状態で会えば 彼らに…特に億泰さんに悲しい思いをさせてしまう」

翠星「分かった…です 帰るです」




 


239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:38:27.40 ID:kABY8fOM0
雪華「青薔薇のお姉さま…あなたは自分をローゼンメイデンではないと言った」

蒼星「……」

雪華「しかし そう言ったあなたの目の中にある輝きは美しかった
    あの瞬間あなたはローゼンメイデンを越えていた
    もしかしたら その輝きこそが……」

蒼星「……」

雪華「私はあなたを誇りに思う 青薔薇のお姉さま
    こう呼ばれるのは嫌かも知れないのでしょうが」

蒼星「……」

雪華「『実現不可能な夢』などという花言葉がまかり通ったのは昔のこと
    今は こう言われているのです 『メイド・イン・ヘブン(神の奇跡)』…と」




 


241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:43:11.27 ID:kABY8fOM0
億泰「うーむ うまくできねぇもんだなぁ…」

仗助「なぁ~にやってんだよ億泰 人形作りなんて少女趣味なことを…
    おめぇが作るんだったらトーテムポールの方がお似合いだぜ」

億泰「んなこたぁ分かってんだよ 仗助 ま 気が済むまでやらせてくれや」

仗助「そりゃ構わないが 俺を失敗した時のための直し係として
    拘束してんだろォ~ 何か見返りはあるんだろうな」

億泰「トラサルディーで夕飯奢るからよ 我慢してくれ」

仗助「お そういうことなら いくらでも我慢するぜ この仗助さんはよ」




246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:46:19.50 ID:kABY8fOM0
露伴「人形が戦う…か それとも悪霊や死神が世の悪人を勝手に殺していく
    …どっちも面白そうなネタだな いや それとも……」



山岸「へぇ~ また見たの『二本足の死神』の夢」

康一「うん でも由花子さんの言うとおりだった 死神なんかじゃあなかったよ
    相変わらず 足しか無くて 僕の後をついて来るんだ…けど」

山岸「誰も食べられない?」

康一「そう! それでその内 勝手に僕の頭の上に乗って遊ぶんだ
    あれは単に 遊びたい盛りの小さな子供だったんだよ
    そして最後に声がしたんだ 今度は…」


『またね』


康一「…って」

山岸「フフフ 私達の間にも そんな子供が早くいてくれるようになるといいわね」

康一「うん そうだね……って えぇッ!?」




 


248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:50:26.88 ID:kABY8fOM0
 嫁「あら あなたお帰りなさい」

承太「徐倫は…もう寝ているのか?」

 嫁「いえ…ジョジョ!ジョジョ!!パパよ!パパが帰ってきたわよぉ」

徐倫「あ!本当だ!!パパお帰りなさい!今度こそ しばらく家にいられるんでしょ?」

承太「ああ…多分な それより前 ペットを欲しがっていたな… ほら」

徐倫「可愛い!何これ!インコ!?やったぁ!すごい!ダディ!クール!!」




256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:52:57.03 ID:kABY8fOM0
承太「いや インコじゃな…」

 嫁「いいの?インコなんて?
    すぐ世話しなくなるだろうから駄目だって あなたも言ってたじゃ…」

承太「いや だからインコじゃな…」

徐倫「やったー!インコだ!インコだ!お前 名前はピーちゃんだからね!
    ほら 言ってごらん ピーちゃんって 自分の名前!!ピーちゃん!!」

 嫁「こらジョジョ!インコだからってそんなすぐに喋るわけ無いでしょう!
    あなたからも言ってやって下さい!」

承太「…やれやれだぜ」




259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:56:03.67 ID:kABY8fOM0
吉良「ぐ…はぁ はぁ…ッ!私は…まだ…」

雪華「……」

吉良「おお!キラークイーン ちょうどいいところに 私を…」

雪華「……」

吉良「キラークイーン?私を助けるんだ…どうした?キラークイーン」

雪華「私は…キラークイーンではない」

吉良「!?」

雪華「私はローゼンメイデン第七ドール雪華綺晶」

吉良「今更…何…を言って?」

雪華「食べ残し…良くない」

吉良「やめろッ!!貴様…う…うあっ!うおあああッ………」



吉良吉影と雪華綺晶 メイド・イン・ヘブン 完




260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:56:32.14 ID:c2AlbBTk0
乙!





261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:56:40.70 ID:IMIMmAfS0
乙ッ!楽しかったッ!




262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:57:07.41 ID:vErt71Wl0
乙!




263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 02:59:34.14 ID:fKb1KQrGO
乙だぜ




264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:00:12.98 ID:kABY8fOM0
というわけで決着です

深夜になってすまなかったが
結末まで思いついたもんだから 気分がハイなうちに終らせたかった

吉良がしょぼいのは元からだと思って頂戴
雪華というかドールズの方が凄いことになった



そして最後に ここで問題だ!

真紅と水銀燈が鉄塔を離れて 鋼田一豊大が戻ってくるまでの間
鉄塔に閉じ込められていた 真紅の仮契約相手とは?


3択―ひとつだけ選びなさい

答え①ハンサムの噴上裕也に突如出番がやってきた
答え②真紅のグーでジャンケン小僧が従わされていた
答え③エニグマの少年(本) 現実は非常である




265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:01:25.10 ID:fKb1KQrGO
答え ③ ③ ③




266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:01:56.44 ID:vErt71Wl0
答え ③ ③ ③




267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:02:25.74 ID:IMIMmAfS0





268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:03:13.47 ID:SQZ2+Bvw0
③ ③ ③




269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:07:28.72 ID:8tWO2Hy90
人の性格がそう簡単に変えられ
成長できるなら誰も苦労はしません

吉良吉影は前以上に暗ーい性格のまま
安心のない所に連れて行かれるのでした…!




270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 03:07:51.19 ID:J5paxF1q0
今おいついたww
そして乙ww




276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 08:54:54.83 ID:MYd5gYf5O
素晴らしい!
見事書き終えた>>1に敬意を表する!

マジに面白かったよ!
もし出来るんなら次回作なんかも期待しちゃったりして…
とにかく乙!!




277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 08:57:36.82 ID:MVZjezHsO
よかった残ってた




278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 09:05:56.03 ID:fKb1KQrGO
起きた……
そして思い付いたんだが最後の徐倫へのおみやげのペットはもしかしてカナリアってことなのか……?




279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 09:17:32.92 ID:14P0Uk5vO
もしかしなくてもカナリアだな
承太郎…




280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 09:20:39.56 ID:wR6LSy6oO
熱かったわ>>1
同時になんか切なくなった




281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 09:28:35.15 ID:rU+Tw/zZ0
残ってて良かった!
>>1乙!!




282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 09:50:44.17 ID:QpF9O5Hc0
>>1乙!!
面白かった! >>1先生の次回作に期待ww

保守も㌧




283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 10:30:45.15 ID:IMIMmAfS0
まだ残ってたwwwwwwwwwwww
もう1度乙ッ!




284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 10:58:50.57 ID:wR6LSy6oO
こんなwktkしたのはヘイ!以来だわ




285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 11:31:59.26 ID:lrj17ef40
>>1




286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 12:02:00.34 ID:IbXbvGV00
久しぶりの怪作だった。次も何かやるなら頑張ってくれ




287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/12/17(水) 13:40:47.25 ID:T8wES0Gz0
>>1




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2008年11月2日ブログ開始
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