既出ジャンル「狐耳」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:13
ID:K9qlKvZS0 それは月が出ていて街灯がなくても家々が見渡せたところ。
そこには祠があった。
男「なあ止めようって肝試しなんて」
男友「いやいや、夜中やるもんでしょ? 昼間にやるかよ」
男「ほらなんかあそこにでかい岩があるし…」
男友「あーあれ? 封じられた狐らしいよ?」
男「我が○のお稲荷様?」
男友「そう!それが私のおいなりさんだ!!!」
既出ジャンル「狐耳」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:15 ID:17d9h0KYO
そう叫んだ友の耳は急速に変化し、まごうことなきもののけが耳と化した。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:16
ID:K9qlKvZS0 男「いや作品違うしそれ…」
男友「あ!そうだ忘れてた!ちょっとまっててくれるか?」
男「おい!置いてくなよ! どこいくんだよ!」
男友「ああ! 飯食ってくるの忘れた!」
男「おい!それ今じゃなくてもよくねー!」
男「いっちまった…」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:19
ID:K9qlKvZS0 男「さてどうするか…」
??「…かえろう。」
男「そうだな。」
男「!!」
男「…なんだいまの。やばくね?っていうかちょーやばくね(死語)」
??「マジやばいんですけど、ってうか、マジやば?」
男「!!!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:23
ID:K9qlKvZS0 振り返ると、後ろには狐がいた。その狐は笑みをこぼし
こちらを見ていた。
狐「久しぶりだこんな餌にありつけるとは」
男は男友の飯の帰りを待つことなく姿を消した。
終了
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:30
ID:K9qlKvZS0 終了したところで再開。
男「ってのは冗談で」
男「!!!のところから」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:42
ID:K9qlKvZS0 男「誰だ!」
??「だれじゃろうな?」
男「またまた男友びびらせようったってそうはいか…ね…」
男の目の前には狐。尻尾が九本の狐がニヤリとしていた。
狐「客にしてはめずらしいではないか。なにしに来た、人間。」
男「…。」
狐「驚きに声も出ないのか? 怖いか?怖いだろうな?
狐が話すなんてな…い… なに!やめろ!」
男「お持ちかえWRYYYYYYYY!!」
男は腹の底から叫んだ。持ち帰りたいと、心のそこから持ち帰りたいと。
狐にしがみついた男はぐりぐりとふわふわした毛並みに顔を押し付けた。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:45 ID:DwOumU300
>>1はつまらんけどきつねかわいい
ttp://wktk.vip2ch.com/vipper2442.jpg
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:49
ID:K9qlKvZS0 狐「おいやめろ!くっつくな気持ちわるい!!」
男「悪かったな!!気持ち悪くて!!」
狐「おい人間!くっちまうぞ!!」
男「お前性別は…」
狐「メスだ。悪いか」
男「なおよし!」
狐「わーわぁー!鼻血流すな!!やめろー!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 16:57
ID:K9qlKvZS0 男「それでだ。私のうちに来てくれ。」
狐「いやだ。」
男「なぜだ!!」
狐「それは…」
男友「よお男!狐と仲良くしてたか?」
男「へ?知ってたの?」
男友「知ってたもなにも…なあ?」
狐「ねえ…」(///
男「なに狐ほほ赤らめてんの?!! なんでだ!なんでなんだ!」
男友「いやもう番だし。」
男「…。」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:08/11/05 19:37 ID:6vqvDCKD0
男「その耳を寄越せ!」ブチンッ
狐「ひぎゃぁぁぁぁぁぁ!」ゴロンゴロン
男「……」ピトッ
男「これが……狐耳の俺……萌える……」ゴキュリ
男友「次俺!次俺な!!」
狐「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」ゴロンゴロン
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