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ジャンヌ速報 既出ジャンル「白虎少女」

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既出ジャンル「白虎少女」 

既出ジャンル「白虎少女」


1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 09:58:16.42 ID:bsEexoHz0


男「暇だな」


男「天気もいいし……
  バイト代も入ったし、どっか行こうかな」

男「……どっか」

男「……」


男「映画でも行くか」





既出ジャンル「白虎少女」


2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 09:59:28.57 ID:bsEexoHz0

男「映画館についた」

男「一人なのは俺くらいか」

男「だからどうということもないが」

男「何見ようかな」

男「……」

男「どれもピンとこない……」


男「……映画はやめにしよう……」




3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:00:26.58 ID:bsEexoHz0

男「……」


男「結局ここに来てしまった」

男「VIP動物園……」

男「いつもながら誰もいねえ」

飼育員「あっ、男さん! 」

男「飼育員」

飼育員「今象の餌をやりにいってて……って
     そんなこと聞いてないですよね! ごめんなさい」


男(騒がしいな)




4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:02:19.58 ID:bsEexoHz0

男「確かに俺、休みのたびにここに来てるな」

男「中学のときから暇さえあれば来てるな」

男「そんなに近いわけじゃないんだがな」

男「……」


男「お」


男「おう。おはよう、シロ」


シロ「……」




 


6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:04:00.83 ID:bsEexoHz0

男「お前はいつも朝からシャキッとしてるな」

シロ「……」

男「まあホワイトタイガーだしな」

シロ「……」

男「つーかいまさらなんだが
  なんでホワイトタイガーがこんな寂れた園にいるんだ?」

シロ「……」

男「ホワイトタイガーで確かアレだよな。レアだよな。
  確か神の使い……だっけ、そんなアレなんだよな」


シロ「……」




7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:04:24.14 ID:oTU8RIrB0
いタイガー




8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:05:35.22 ID:bsEexoHz0

男「まあ……そんなこと……どうでもいいか……ふああ……
   こうやってベンチに座ってると眠くなってくるわ……」

シロ……」

男「あ……おれ、きのう……深夜シフ…トで……ねm……ぐう」

シロ……」


シロ「がお」

男「!! うおおお!」ドサッ


男「うぉおお……ビックリした
  ビックリしてベンチから転げ落ちちゃったぜ……」


シロ「……」




9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:05:57.18 ID:bsEexoHz0

男「急にトラみたいな声出すなよな……やれやれ」

シロ「……」

男「おっと、トラみたいっつーか、お前トラだったな。

  いつのまにか、人間の友達みたいに思ってたよ」

シロ「……」

男「……シロが人間だったらいいのにな……」


男「……帰るか」

男「また来るぜ、じゃあな。シロ」


シロ「……」




 


13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:08:47.05 ID:bsEexoHz0

男「っと。出る前にトイレに行っておくか」

……

ジュンジュワー

……

男「ふう、すっきり」

「……」

てくてく

男「帰りに本屋にでも寄ろう」

「……」

てくてく

男「……」

「……」

てくてく




14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:09:36.99 ID:bsEexoHz0

男「……」

「……」

てくてく

男「つーか誰ですか、あなた 」

「! 」ビク


男「俺になんか用ですか」

「……別に」


男「名前は?」

「……」


男「……」




 


16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:10:43.52 ID:bsEexoHz0

男(なんだこの女……)

男(この寒いのに半袖Tシャツ一枚だし。見てるこっちが寒くなる)

男(だいたいその白い髪はなんだ。コスプレか?
  アレンか?ギンコか?セフィロスか?)

男(とにかく普通じゃないな。関わらないのが得策だろう)


男「……えーっと、じゃあ、俺は帰るから」

「……そうか」

男「……じゃ、じゃあな!」


ダッ

男(なんだ、なんなんだこの……何ともいえない感じは……! )




17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:11:12.83 ID:bsEexoHz0


〝……シロが人間だったらいいのにな……〟


男「まさか、いやいや、そんな、アニメや漫画じゃあるまいし」


男「……まさか……」


男「……」

飼育員「あっ、男さん! 」


男「! 飼育員」

飼育員「 ?どうしたんですか?そんなに慌てて 」

男「い、いや、その、逃げ出したりとかしてないか?猛獣……
   そう、たとえば、その、ホワイトタイガーとか」

飼育員「は、はい? ホワイトタイガー?
      やだなあ、男さん。
      そんなのがこんな動物園にいるわけないじゃないですかあ」




 


19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:13:17.43 ID:bsEexoHz0

男「! なに言ってんだ、シロがいるじゃねーか」

飼育員「シロ……?……うちにいる虎は
     ハナコちゃんとリュウタくんだけですよ? 」

男「そ……そんなはず……」

男「だって、今だって、」

飼育員「お、男さん? 」

男「……」

ダッ

~シロの檻の前~

男「……いない……シロの看板も……
  シロのいた形跡の全てが……無くなっている」

男「……そんな、どうなって……」


「ぐー」

男「!! 」




20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:14:04.84 ID:bsEexoHz0

男「お前さっきの……って……寝てるのか」

「ぐう……」

男「おい、こんなとこで寝たら風邪引くぞ」

ユサユサ

「むうう……むにゃむにゃ」

男「おい、起きろよ」

「……」むくっ

「 ……帰ったんじゃなかったのか」

男「か、帰るよ。その、ちょっと忘れ物しただけで……」

「そうか」




21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:14:49.40 ID:bsEexoHz0

男「……」

「……」

男「……隣に座ってもいいか」

「勝手にしろ」

男「……」

ストン


「……」

男「……寒くないのか」

「ない」

男「鳥肌立ってるぞ」

「……」




22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:15:15.95 ID:bsEexoHz0

男「ほら、これ着ろよ」

「……いらん。寒くなど無い」

男「着ろって。見てるこっちが寒くなる」

パサ

「……」

男「……」

「……」

男「いやいや。羽織ってないで着ろよ」

「……わからない」

男「……着方が? 」

「ああ」




23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:17:13.83 ID:bsEexoHz0

男「……ほれ、着せてやるから。腕通して」

「……」

男「ちゃんと腕通せって」

「……」


男「よし、これでおk。暖かいだろ? 」

「これはなんというのだ」

男「ユニクロのダウンだよ」

「ゆにくろのだうん?……そうか、あたたかいな」

男「それはよかった」


「……」




24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:24:10.01 ID:bsEexoHz0

男「……」

「……」

男「……」

「……」

男「……あのさあ」

「ん」

男「……」

男「お前、もしかしてシロなのか?」

「!……」

「……」


「……」コク





 


26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:25:10.95 ID:bsEexoHz0

男「なんで人間になれたんだ」

シロ「わからない。ただ」

男「?」

シロ「お前が、私が人間だったらいいと言ったとき
     あれがきっかけになっていたと思う」

男「そ……そうか。あの時か……」

シロ「……」

男「じゃあ、お前の存在がこの園から無かったことになってるのは」

シロ「私には何もわからない」

男「……」



男「……そうか」





27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:26:40.93 ID:bsEexoHz0

男「それで、お前これからどうするつもりなんだ」

シロ「わからない」

男「……」

シロ「朝起きたら全て元に戻っているかもしれない。
     だからとりあえず今日はここで眠ろうと思う」

男「ここで?いやいや、それはまずいだろう。というか
  警備員かなんかに追い出されると思うぞ」

シロ「……」むう

男「なんだったらうちにくるか」

シロ「……は?」

男「どうせ一人暮らしだし。
  どうやらこうなってしまった一因は俺にあるみたいだしな」

シロ「しかし」

男「いいっていいって」





28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:27:45.59 ID:bsEexoHz0

~男の家~


男「さ。メシの用意が出来たぞ。いただきます」

シロ「……なんだ、これは」

男「何って、飯だよ飯。どうぞ、遠慮なく」

シロ「……なまにく」

男「生肉だよ。だってお前虎だろう」

シロ「……お前の食っているそれはなんだ」

男「チャーハンだけど」

シロ「ではそれと生肉を取り替えてやろう」ずいっ

男「は?あ、おいおい。生肉を手でつかむな」

シロ「遠慮せず食え」


男「俺が悪かったから素手で掴んだ肉を差し出すな
   チャーハンもう一皿作るから」






 


31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:36:41.04 ID:bsEexoHz0


……


男「なあ、なんか服貸そうか」

シロ「? いいや、これで充分あたたかいが」

男「いやしかし。ずっと部屋の中でダウンを着ていられると
  こちらも落ち着かない」

シロ「そういうものか」

男「お前も動きづらいだろ。とりあえず着替えたらどうだ」

シロ「では、これを貸してもらおうか」

男「いいのか、それで」

シロ「これがいい」

男「そうか。まあお前がそれでいいならそれでいいが」






32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:37:33.61 ID:bsEexoHz0

シロ「……」

男「……」

シロ「……」

男「着替えないのか?」

シロ「……」むう

男「ああそうか。解らないんだったな。どれ、俺が……」

シロ「わ、わあああああ!! 何をする!! 」

男「なんだ急に」

シロ「なぜ脱がす!! 何をする! 」

男「な、何故って。脱がなきゃこれ着れないだろ」

シロ「そ……そうだが!!」






34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:39:22.53 ID:bsEexoHz0


シロ「とっ……とにかく私はこのゆにくろのだうんでいい!
     着替えるのはなしだ!! 」

男「? どうした、顔真っ赤だぞ」

シロ「……っ/// 」がぶり

男「か、噛むな!! 俺が悪かったから!!
  脱がしませんから!それ着てていいですから! 」

シロ「……///わかればいいのだ」



男「ははは、腕からどくどく血が出てやがるぜ」






 


38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:53:33.65 ID:bsEexoHz0


……


男「なあ、すごく今更なんだが」

シロ「なんだ」

男「お前、女だったんだな」

シロウ「顔とか体つきで解れよ」

男「わかんねーよ」

シロ「……」むう

男「……? 」


シロ「……私が」






39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:54:32.30 ID:bsEexoHz0

男「ん? 」

シロ「私が女だとわかっていたら……
     と、ともだちにはなってくれなかった……か?」

男「え? 」

男「……」

シロ「……」

男「……」

シロ「なっ……何だそのニヤケ顔は 」

男「やー、すまん。
   なんかすげー嬉しいんだ。
   お前、俺の喋ってることちゃんとわかってたんだな、と」

シロ「! ……」





41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:55:24.88 ID:bsEexoHz0

男「いや、ちゃんと聞いててくれている気はしてたんだ。
  相槌や反応こそ無いけど。なんとなくだけど、な」

シロ「……」

男「……」

シロ「……嬉しいのは私もだ」

男「ん、」

シロ「私はずっと、聞いてることしか出来なかったのに、
     それでもお前が来てくれることが
     私に話しかけてくれることが嬉しかった」

シロ「今はちゃんと反応ができるし、相槌が打てる。
     それは、すごく嬉しいな」

男「……シロ」

シロ「……」

男「……」

シロ「なあ」






42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 10:58:49.79 ID:bsEexoHz0

男「ん、なんだ」

シロ「眠いのでそろそろ横になりたい」

男「あ、あぁ……ちょっと待てよ。毛布か何か出してやる」

シロ「……」ぐう

男「……って、寝てる」

男「……よだれ……ダウンが……」

男「まあいいけど……」

男「……」

男「もし明日起きてこいつが元に戻っていたら」

男「……」

男「いやいや寂しいとかじゃねーよ俺……
  食われるだろ…………」

シロ「……」zzz


男「……まあ……いいか……明日はバイトだから俺も寝よう……」






43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:00:25.36 ID:bsEexoHz0

~次の日~


男「……やあ、おはよう」

シロ「おはよう」

男「元に戻ってないな」

シロ「そのようだな」

男「今日俺バイトなんだけど、シロどうする?」

シロ「ばいと? 」

男「でかけるってこと。まあ昼までには帰ってくるけど」


シロ「そうか、そうだな。外の事は解らないし
     とりあえずここにいさせてくれないか」






44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:02:30.96 ID:bsEexoHz0

男「構わないが、ちょっとまてよ」

カキカキ

男「よし、出来た。このメモを読みなさい」

シロ「なんだこれは」

シロ「……だれが来ても家にいれないこと。
    家の中のものにはさわらないこと。
    お腹が減ったら家にあるものをてきとうにたべてもいい」

男「ほう。おまえ、文字が読めるんだな」

シロ「ふふん」

男(まあ虎が人間になってしかも日本語が喋れている時点で
  かなりファンタジーなんだけど)

男「……っと、いけね、もう時間だ、俺もういくわ」

シロ「……」



男(まあすぐ帰ってくるしな
  どうせ別に誰も来ないだろうし……大丈夫だろ)




45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:03:38.52 ID:bsEexoHz0

シロ「……」


シロ「……折角人間になれたというのに」

シロ「特にやることがないな……」


 ピンポーン


シロ「!! 」ビクッ

  ピンポーンピンポーン

シロ「……な、なんなのだ、この音は」ドキドキ


~ドアの前~

妹「あれれー、お兄ちゃんいないのかな? 」






 


47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:05:56.61 ID:bsEexoHz0

妹「もー、せっかく手作りのハンバーグ持ってきたのに」

妹「とりあえず、せっかく来たんだから
  お部屋を掃除してから帰ることにしよっかなー」

妹「合鍵合鍵ーっと」


ガチャ


シロ「!! 」

妹「!!! だ……」


妹「だ、誰……ですか、あなた」


シロ「……と、友だち、だ、ここの家の男の」




 


49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:07:08.02 ID:bsEexoHz0

妹「お、お兄ちゃんのお友達……ですか。なるほど……
  私は妹です、えと、初めまして」

シロ「いもうと……妹、はじめまして」


妹(お兄ちゃんに友達なんかいたんだ)

妹(てか、彼女とかかと思った、あせっちゃった)

妹(綺麗な白髪、染めてるのかなあ、
   肌も真っ白だし、CGみたいな美人さんだなあ
   ……てかなんで家の中なのにダウン? )


妹「えとえと、それで、お兄ちゃんはどこに? 」

シロ「ばいとだ、でかけるということだと言っていた」

妹「そっか、バイトですか……」


シロ「……」

妹「……」






50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:08:21.53 ID:bsEexoHz0

妹「じゃ、……じゃあ私はそろそろ」

シロ「昼には帰ると言っていたぞ。ここで待っていたらどうだ」

妹「へ? や、でも」

シロ「まあ座れ」ポンポン

妹「は、はぁ……じゃあお邪魔します」


シロ「……」

妹「……」


妹(びっくりするくらい気まずいなぁ……)

シロ(腹が減ったな……)






 


52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:11:16.59 ID:bsEexoHz0

……


妹「あれ、このメモなんですか?」

シロ「あいつが家を出る前に書いていった。
     ……は! 」

妹「はう? どうしたんです」

シロ(だれが来ても家にいれないこと……)

妹「……? 」


シロ(家に入れてしまった……!!!

     ……う、ううぬぬぬ
     まずい……こいつを一刻も早くなんとかしなくては)


妹「……」


妹(な……なんなの、この殺気は)






53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:13:12.76 ID:bsEexoHz0


……


妹「……ええっと……」

シロ「……」

妹「なんでしょう……この体勢は」

シロ「……」

妹「いわゆる……マウントポジションという奴ですよね」


妹(まさかお兄ちゃんの友達にこういう趣味があったなんて……)

妹(ってか……顔が近いよぉ///)

シロ「おい」

妹「は、はい///」


妹(はじめてが女の人だなんて……///でも……良いかも////)





 


57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:24:59.56 ID:bsEexoHz0

シロ「お前、ここに何しに来たんだ」

妹「な、何って、えと、ハンバーグを」

シロ「……ばあぐ?」

妹「は、はい! あ、あの、お昼食べました?
  よかったら、その、食べますか?ハンバーグ」

シロ「……」

妹「い、一応がんばって作ったんですけど……」

シロ「……」くんくん

シロ(うまそうなにおい……)

シロ「……頂こう」

妹「は、はい!じゃあ支度しますね!///」


シロ(腹が減ってはなんとやらと言うしこいつをどうにかするには
     とりあえずばーぐを食ってからにしよう)






58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:25:27.15 ID:bsEexoHz0


……


シロ「……うまい」

妹「え、えへへへ、いっぱい作ったからいっぱい食べてくださいね///」

シロ「妹、おまえすごいな。良い嫁になるな」

妹「……! あ、ありがとうございます///」

シロ(とりあえずこいつは良い奴っぽいな……)むしゃむしゃ

シロ(誰も家にあげるなとは言われたが
     こいつは大丈夫な奴なんだろう、多分)むしゃむしゃ

シロ「おい。妹」

妹「は、はい」

シロ「さっきは悪かったな。
     いろいろ誤解があったのだ。その、謝る。すまなかった」

妹「だ、大丈夫ですようっ」


妹(むしろもうちょっとやってくれてもよかった……///)





59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:26:19.81 ID:bsEexoHz0


~バイト先~


男「おつかれーっす」

同僚女「おつかれー、男君今日はご機嫌だね」

男「そうすかー」

同僚女「そうだよー、いつもニコニコしてればいいのにー
     コンビニ店員だって接客業なんだからさ!」

男「ははー、じゃあお先です」


男(さて、早く帰らないとな、いろいろと不安だ)


~男の部屋~

妹「……」

シロ「……」


妹(お兄ちゃん早く帰ってこないかなぁ……
   なんかドキドキしてきちゃったじゃん……///)





60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:27:18.93 ID:bsEexoHz0

ピンポーン

ピンポーン

妹「んん、お兄ちゃんだ! 」

シロ「……」

妹「はいはーい! 今あけますよー」

シロ「……違う」

シロ(男の匂いと違う……)


シロ「妹、待t…… 」

妹「へ? 」


ガチャ



~数分前~

隣人男「あー、ムラムラするぜ……」






61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:27:37.90 ID:bsEexoHz0

隣人男「金も無くなってきたし、誰か女呼ぶか……」

隣男「リエ、ナオ、ユミ、カオリ……
     ……どれもなんつーか……パッとしねえ……」


隣男「ん? 」


隣男「……女の声がする……」

隣男「隣……? いや、隣は冴えない男だったよな……?
    女連れ込んでやがるのか……? 」

隣男「……にしては、男の声がしねーな……」


隣男「……」

隣男「……」


隣男「……」ニヤ






 


65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:42:08.16 ID:bsEexoHz0


~男の部屋~

ガチャ

隣男「あー、こんにちは」


妹「!! こ、こんにちは」

妹(!!お、お兄ちゃんじゃないじゃん!!
  知らない男の人だよー! どうしよ、どうし……)

隣男「僕隣に住んでるものなんですけど」

妹「ほ、ほえ、お隣さん……」

シロ「……」ジー

隣男「! あっ、はい。えーっと、……いないのかな? 」


妹「え、あ、お兄ちゃんですか? 」





66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:45:23.89 ID:bsEexoHz0

隣男「あー、そうっすか、大事な話があったんだけどな」

隣男(ちっ、……二人いるのかよ……。
    二人とも可愛いがさすがに二人は……)パサッ

シロウ「……何か落とした」

隣男「あ?……!! 」

妹「……ロープ?」

隣男「!!! あ……あああー、これね、うん、その、借りてたんだ」

妹「……お兄ちゃんにですか? 」

シロ「……」じいー

隣男「そう! じゃあこれは返しておいてくれ! 」

妹「は、はぁ……」


妹(何この人……すんごい怪しいなあ……)

シロ(…… )うとうと




67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:46:20.62 ID:bsEexoHz0

隣男「じゃあ改めて俺はこれで! お兄さんによろしく! 」

シロ「……」むう

妹「あ、は、はい。どもー」


ガチャ

男(? あれ、カギ開いて……)


男「ただいまー。
  て、お隣さんじゃないですか。うちに何か用ですか?」

妹「お兄ちゃん! 」

シロ「! 」

男「シロただいま。妹来てたのか」



隣男(やべえええ!帰ってきちゃったよ! )






68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:46:41.50 ID:bsEexoHz0


妹「なんかね、お隣さんがお兄ちゃんに話があるんだって」

男「話? 何でしょう」

隣男「!! いや、べ、別に……その」

シロ「……」ジー

男「……? 」

隣男「は! ……話、ううん、その……」

シロ「……」

男「……立ち話もなんすから、どうぞ、あがってください。
  狭いですけど」

隣男「え? い、いやでも」

妹「あ、どうぞー」


シロ「……」ジー






69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:47:58.38 ID:bsEexoHz0


……


隣男「お、お邪魔します」

男「あー、座布団とかねーや、
  こんなに人が来る事無いからな。あ、適当に座っててください」

隣男「お、おかまいなく……ほんとにおかまいなく」

男「 コーヒーでいいですか? 」

隣男「いいっすよ、そんな、はい」

妹「お兄ちゃん、コーヒーならあたしやるよー」

男「いいっていいって、お前は座ってなさい、」

妹「はーい」

男「シロはホットミルクでいいか? 」

シロ「いい」コクッ


シロ(ほっとみるくとはなんだろう)ワクワク




70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:48:37.32 ID:bsEexoHz0

隣男「……」


隣男(なんか知らんが
   すっげーめんどくせー事になっちまったな……)

隣男(コーヒー出されたら余計かえりづらくなるし……)

隣男(ここは適当に「用事を思い出した」とか言って
   帰るのが得策だろう……)


妹「……」


妹(っていうかこの人おにいちゃんが帰って来てから
   急にそわそわしだしてすごい怪しいんですけど……)

妹(話ってなんだろう、
 よーし、それとなく聞き出してみy……)



シロ「怪しい」


妹・隣男「!!!」ビクッ





71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:49:21.38 ID:bsEexoHz0

シロ「さっきから何故そんなに焦っている? 」くんくん

隣男「あ、焦ってなんかないっすよ! その……」

シロ「瞳孔が開いた。焦っているしるしだ」

隣男「く、くう……」

シロ「聞くが、話とはなんなのだ」

隣男「そ……それは……」

妹「も……もしかして……あなた……」

隣男(くそ……どうする……逃げるか
    し、しかし……逃げるのも不自然だ……クソ、どうしたら……)


妹「……お、お兄ちゃんに、告白しにきたの? 」


隣男「……は? 」

シロ「!!! 」





 


73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:51:06.61 ID:bsEexoHz0

隣男「はぁ?ちが……」

男「うらー、コーヒー入れたぞー」

妹「お、お兄ちゃん!! あ、ありがとう! いただきます」

シロ「いただきます」

隣男「い、いただきます」

シロ「ほかほか」


隣男「……」

隣男(なんか知らんがすごい誤解を与えてしまったようだ……
   どうしよう……)

妹「じいー」


隣男(なんかすごい睨まれてる……もう帰りたい……)


男「……」

男(なんだ……このなんともいえない空気は)




74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:51:54.04 ID:bsEexoHz0

男(つーかなんでこんなに人が集まってるんだ……
   ……なんだかしらんが緊張してきた……)

男(とりあえず話とやらを聞いて早く帰ってもらおう……)

男「……えっと、それで話っt

妹「おおおおお兄ちゃん!! 今日はバイトどうだったの? 」

男「おおお!? 別に普通だったけど、なんなんだ妹」

妹「そ、そっか! それはよかったね!! 」

男「あ、あぁ? よかった」

妹「え、えへへへ、えーっと……あ!
  そ、そうだお兄ちゃん、お友達紹介してよ」

男「お友達?ああ、こいつはシロ」

シロ「……」ペコ

男「中学からの友達なんだ。
   まぁ、ちょっと変わってるけど、悪い奴ではないから」


隣男(……この子シロっていうのか……か、可愛いな)ジー




75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:53:22.21 ID:bsEexoHz0

妹「へえ、でも同じ中学じゃないよね?
  シロちゃんみたいな人が中学にいたら目立つはずだし
  いろんな意味で」

男「あ、ああ。まあな」

妹「どこで知り合ったの? 」

男「ど、動物園」

妹「あー
  お兄ちゃん昔から休みの度に動物園に通ってたもんね」

男「そう。な、シロ」

シロ「ああ」

妹「てかさー、こんな可愛い友達がいるなら
  なんで今まで私に紹介してくれなかったのー?」


隣男(俺にも紹介して欲しい……)






 


77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:56:15.55 ID:bsEexoHz0

男「しょ、紹介?……紹介って、なぁ」

シロ「まぁ、無理だったな。私は檻n

男「!! ま、まあな!!」

妹「え?なんなの急に大声挙げて」

男「いや!いろいろあるんだよ。な、シロ」

シロ「ああ」

妹「なんていうか、仲良いね……
  あれれ、なんだろ、すごく複雑だなぁ……」

隣男「俺も仲良くなりたいぜ……」


男「? 」

妹「!や……やっぱりあなたお兄ちゃんのこと……! 」

隣男「は!? ち、違う!! 逆だ逆!! 」






78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:56:50.56 ID:bsEexoHz0

妹「もう帰ってください!
  お兄ちゃんを変な道に誘ったら許さないです! 」

男「急にどうしたんだ妹」

妹「なんでもない! お兄ちゃんは黙ってて! 」

隣男「い、言われなくても帰るよ!帰るけど!
    でも誤解なんだ! 誤解なんだよシロちゃん!!」

男「? 何が誤解なんだ、シロ」

シロ「さあな」


……


妹「ふう! 害虫駆除終了! 」

男「お隣さん帰ったのか。結局話ってなんだったんだろう」

シロ「さあ」

妹「お兄ちゃん! お隣さんには気をつけてね! 」

男「あ、あぁ……? 」






79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:57:42.55 ID:bsEexoHz0


……


男「で、妹。お前は何しに来たんだ」

妹「あっ、そうだった。じゃーん」

男「……空のタッパがどうした? 」

妹「え?あ! ああぁぁ……
  はううう、シロちゃんに全部あげちゃったんだ……」

シロ「ばーぐうまかったぞ」

男「バーグ……? 」

姉「あ、ありがとうシロちゃん! また作ってくるね/// 」

シロ「ふむ」

男「……おい、バーグってなんだよシロ」

シロ「楽しみにしてるぞ、妹」

妹「うん///」


男(なんだ、この疎外感……)




 


81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:58:27.33 ID:bsEexoHz0


……


男「妹は今日晩飯どうすんだ? 」

妹「あー、どうしようかな」

男「ちなみにシロはしばらくここにいるから」

妹「しばらく? 」

男「まあいろいろ事情があってな。
  しばらくここに住むことになりそうなんだ」

妹「いろいろってなによー、いろいろって」

シロ「……」うとうと

男「いろいろはいろいろだよ、な、シロ」


シロ「……ぐう」zzz






82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:59:01.92 ID:bsEexoHz0

妹「すやすや寝ちゃってるね」

男「ああ、寝ているな」

妹「……」

男「……」

妹「シロちゃんに変なことしないでよ? 」

男「しねーよ」

妹「……」

男「なんだその疑いのまなざしは……」

妹「心配だなぁ……私も今日泊まっていい? 」

男「いいけどちゃんと家に電話しとけよ」

妹「うん! 」






83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 11:59:20.57 ID:bsEexoHz0

妹「もしもーし、……ん、お兄ちゃんのとこ。……うん」


妹「ち、違うよ! 彼氏なんかじゃないよ! ……ん、違うって」

男「……」

妹「いや違う、違うから!
   もうお父さん泣かないでよー……、違うんだってば」

男「……」

妹「……はいはい、わかったから、ちゃんと帰るから」

妹「はーい、じゃあね」

男「……」


妹「駄目だって……」

男「だろうな」






 


85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:00:45.25 ID:bsEexoHz0

妹「……シロちゃん、連れて帰ってもいい?」

男「だめ」

妹「なんでー! 」

男「あの変態親父の傍に置いておくのは不安すぐる」

妹「た、確かに……」

妹「じゃあ……かえります……シロちゃん、またね」

シロ「……」zzz

妹「ああもー///なんて可愛い寝顔……///」

男「はいストップ。ドサクサに紛れて何しようとしてんだ」


妹「……うむぅ」






86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:01:17.11 ID:bsEexoHz0

~翌朝~


男「今日も俺はバイトに行くけど、お前はどうする? 」

シロ「……」

男「……」

シロ「出かけたいところがあるのだが」

男「ん、そうか。どこだ? 」

シロ「動物園に行きたい」

男「動物園? 」

シロ「ああ。あそこは私の家だから」

男「……そうか」

男「じゃあ動物園まで送ってやる。バイト終わったら迎えに来るから」

シロ「すまないな」





 


88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:01:51.80 ID:bsEexoHz0


~動物園前~


男「今日ちょっと遅くなるかもしれないが
   ちゃんと待ってろな」

シロ「わかってる」

男「変な人に声かけられてもついていくんじゃないぞ」

シロ「ああ」

男「人間の体は脆いんだからな。
  うまそうなもんが落ちてても拾い食いはするんじゃないぞ」

シロ「わかってるよ」

男「あと眠たくなってもそこらで寝るんじゃないぞ。
  あと……」

シロ「……」うとうと


男(……心配だなぁ……)






89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/11/23(日) 12:03:45.82 ID:0fQOaV/O0
こういう擬人化みたいなやつはかなり好きだわ




94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:29:59.81 ID:bsEexoHz0


~園内~


シロ「……」

シロ(しかし、改めて檻から出て歩き回って見ると)

シロ(……閑散としているな)


シロ「……でも、落ち着く……」


シロ「……くしゅっ……」


シロ(むう、寒気がする……頭が痛む……)




飼育員(あ、あの子男さんと一緒にいた子だ……)






 


96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:30:41.79 ID:bsEexoHz0


飼育員(……んん)

飼育員(ふらふらしてるけど大丈夫かなぁ……)

飼育員(こう、ツンってしたらたおれちゃいそ……


バタッ

飼育員「!! 」


飼育員「あ、あわわわ! 本当に倒れた! 」






97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:31:04.56 ID:bsEexoHz0

……


シロ「……ん」


飼育員「あ、よかったぁ……」


シロ「……ここは」

飼育員「え、えと、事務所の仮眠室です。
     倒れられてたので、運んできたんですけど……」

シロ「……そうか……」

シロ(まだ頭が少し痛いな)


シロ「すまない、しばらく横になっていていいか」

飼育員「構いませんけど、大丈夫ですか、お薬とか……」

シロ「大丈夫だ。寝ていれば直る」





98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:31:49.26 ID:bsEexoHz0

飼育員「そっか、よかった。
     あの、遠慮しないでゆっくりしていってください」

シロ「ありがとう、そうさせてもらう」

飼育員「じゃあ私は仕事があるので……

     ってあれ、……それ最初からつけてましたっけ」


シロ「それ? ……なんのことだ、私の頭に何かついて……」

シロ「……!!! 」


シロ(耳が生えとる!! )





99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:32:22.65 ID:bsEexoHz0


……


男「おーす、もういいのか? 」

シロ「すまない、夕方になってしまったな。
    昼からずっとここで待ってたのか? 」

男「いやいや、遅くなるって言っただろ。そんなに待ってないよ」

シロ「そうか……」

男「……」

シロ「……」

男「なあ」


男「なんでフードかぶってるんだ?」

シロ「!!! 」





 


102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:33:02.18 ID:bsEexoHz0

シロ「さ、寒いからだ」

男「……」

シロ「寒い……」

男「寒い? 」

シロ「……」

シロ「……驚くなよ」

男「……何だよ」


シロ「……」パサッ


男「!! ……耳? 」

シロ「……生えた」


男「……生えてるな」





103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:34:08.77 ID:bsEexoHz0
ちょっと書き溜めたいんで抜けます

白虎隊とは関係ないです




104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 12:37:10.86 ID:0twl/epC0
保守はまかせろ




146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/23(日) 22:51:38.13 ID:Qb6YV6qUO
これは
耳生える→萌
耳生える→もう少しで虎に戻っちゃう→感動のフィナーレ

のどっちなの?




153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:02:40.62 ID:SxAeMdzC0
保守ありがとうございました

今からちょっとゆっくりやる




154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:03:16.22 ID:SxAeMdzC0


~男の部屋~


男「……」

シロ「……」

男「確かに生えてるな、完全に」クイクイ

シロ「……」

男「そんなに落ち込むなって。
  似合ってるし、一見して本物だとはわからんし、それに」

シロ「……何を勘違いしているんだ」

男「え? 」


シロ「耳が元に戻ったということは
   つまり、完全に元に戻れるかもしれないのだぞ! 」






155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:08:55.12 ID:SxAeMdzC0

男「!! ……」

男「そ……そうか、完全に……あぁ、そうか
   それは、よかった……よかったな、シロ」

シロ「あぁ、良かった! 」

男「……」

シロ「……よかった」

男「……」


男「あ、そうだ。腹へってないか。
  昼飯まだだろ?すぐ支度するからな」

シロ「へっていない」






156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:09:19.88 ID:SxAeMdzC0

男「そういや顔色が悪いな、大丈夫なのか」

シロ「大丈夫だ」

男「……」

シロ「大丈夫だって。私は眠いから寝るぞ」

男「そうか。腹減ったら言えよ」

シロ「ああ……」うとうと

男「……」


シロ「……」zzzz

男(……)






 


159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:17:00.53 ID:SxAeMdzC0


~翌朝~

男「シロ、朝だぞ」

シロ「……おはよう」うとうと

男「おはよう、今日は俺休みだけどどうする? 」

シロ「……」

シロ「きょうは……」

シロ「……ねむりたい」

男「……」

男「そか。じゃあ俺はちょっと散歩でもしてくるよ」

シロ「;……」コク


シロ「……わたしのことは、きにしなくていい……ぐう」


男「……」






160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:19:44.13 ID:SxAeMdzC0


~外~


男「……」

男「気にしなくていいっつったって……」

男「弱ってるよな、明らかに」

男「……」

男「どうすりゃいいんだ……」

男「病院だって連れて行けない
   薬だって何をやったらいいのかわからない」

男「……」


男「……くそ」

男「嫌な感じがする……」






161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:22:29.93 ID:SxAeMdzC0

~男の部屋~

男「ただいま」

シロ「……おかえり」うとうと

男「買い物してきた。腹減ってないか?
  俺おかゆ作るからさ、少しでも食えよ」

シロ「くう。ねたらお腹がすいた」

男「そうか! じゃあ作るな」

シロ「ああ、たのむ」




 


163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:29:39.32 ID:SxAeMdzC0


……


シロ「ごちそうさま」

男「おそまつさまでした」

シロ「お前も妹も料理が上手だな。誰かに教えられたのか?」

男「あー、うん。妹に料理教えてもらったんだ」

シロ「ほう」

男「俺んち両親が離婚しててさ。
  片親だったから家事は俺と妹とでやることが多かったんだ」

シロ「……りこん?」

男「あー、まあ、要は親がひとりしか居ないってこと」

シロ「……そうか」





164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:29:59.45 ID:SxAeMdzC0

シロ「寂しいだったんだな」

男「お……俺は別に」

シロ「動物園で、オリの中の私にはなすとき
    お前はいつもどこか寂しそうな顔をしてた
    たのしいときもそうじゃないときも」

男「……」

シロ「もしも私がオリから出て来て寂しいじゃなくなったら
   私が人間になったいみもあったのかもしれないな」

男「……シロ」


シロ「……」うとうと

男「……」






 


167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 00:35:48.78 ID:SxAeMdzC0
シロ「なあ、男」

男「ん? 」

シロ「私にはもう時間がない」

男「!な、なにいって……」

シロ「お前のしゃべってること、前までわかっていたことが
   すこしづつ、わからなくなってる、と思うことがある」

男「そ、それは人間の言葉だからで……」

シロ「……」フルフル

男「……」


シロ「今思えば、ヒトになりたいと思っていたのは私じしんだった」

シロ「オリの中で、自分のさいごが近づいてるのを感じて」



シロ「さいごに、いのちが短くなっても良いから
   人間になって、お前とほんとに友達になりたいと
   思ったんだ」





175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 01:08:00.42 ID:LaBowQWNO
無茶苦茶眠いってのにこんなスレに出会っちまうとはな……




181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:12:49.41 ID:SxAeMdzC0

シロ「なあ、男、私は……」

男「……なんだよ、その言い方は。
  元に戻るだけだろう? なんだよ、まるで
  死ぬみたいな言い方しやがって、ったく……」

シロ「男、」

男「お前は元々トラだったんだ。友達になったのもトラのときだし
  知り合ったときからはトラの期間のほうがずっと長かったんだ」

シロ「……」

男「何も変わらないだろ?俺はまた動物園に通うし
   お前に会いに行く。姿が違うだけだ。
   俺の言ってることがわからなくていい。だって、俺は、俺らは」

シロ「……ありがとう」


シロ「ほんとうに、ありがとう、男」






 


183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:14:29.14 ID:SxAeMdzC0

~翌朝~

シロ「おはよう、男」

男「おはよう」

男「なあ、今日はどっか出かけたいところは無いのか? 」

シロ「……ばいとは? 」

男「あー……。いい」

シロ「……」

男「そんな顔すんなよ。まぁ、大丈夫だろ。多分」

シロ「……」

男「だ、大丈夫じゃないかもしれないけど」

シロ「男? 」

男「首になるかもしれんけど……」

シロ「……」

男「でもいい。お前といたいからいい」





184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:15:51.88 ID:SxAeMdzC0

シロ「!! ……。……そうか」

男「おう、だから行きたいとことかあったら言えよ」

シロ「いきたいところ……」

男「……」

シロ「……」

男「……」

シロ「……ぐう」zzz


男「……おい」






 


186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:17:18.45 ID:SRPzv2Bj0
シロ死んじゃやだよお




187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:23:36.54 ID:SxAeMdzC0

……

シロ「……は」

シロ「……いつのまにか眠ってしまったようだ……」

シロ「……男? 」

男「……」zzz

シロ「……ねている」

シロ「おい、かぜひくぞ」

シロ「……」

シロ「私のためにやすんでくれたのに、ごめんな」

シロ「……」


シロ「……好き」

シロ「……なんて……な」


シロ「……」

男「……」zzz




 


189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:25:57.71 ID:SxAeMdzC0


シロ「……そろそろ……かな」



シロ「……これ、もらっていくぞ」

シロ「……」



シロ「さよなら、男」





190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:26:41.12 ID:SxAeMdzC0


……


男「んんー……よく寝た……」


男「……ん、うおう! なんだこの不在着信の多さ!
  げ、全部バイト先のコンビニだ。やべえええ」



男「あっ、もしもし、すいません! あ、いや。
  その、すいません!! ちょっと風邪気味で! あ、あうう、違いますって! 」


男「ふう、なんとか許してもらえた」


男「にしても、俺としたことが寝坊するなんてな……
  あーあ、……」


男「……午後から暇だな」


男「……動物園でも行くか」






191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:26:56.71 ID:SxAeMdzC0

……

男「……あれ、シロがいない、檻も看板も無い」

男「これはどういうことだ」

男「あ、飼育員」

飼育員「あっ、男さん……」

男「なー、シロどこいったんだ? 確かにここだったよな? 」

飼育員「……シロは」


男「……は? 」






 


193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:31:13.42 ID:SxAeMdzC0


……

男「……」

男「シロ……」

男「……」


男「……まあ、俺が中学の時にここに来たんだもんな……」

男「16歳……虎にしては長生きした方だって
  飼育員が言ってたな……」

男「……」


男「それにしても」





194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:31:41.62 ID:SxAeMdzC0




  飼育員〝これ、シロの檻の中に入ってたんです。
        メモみたいなんですけど〟


男「なんだろな、これ」

男「誰が家に来ても入れない事……? 俺の字に似てるけど
   意味わからんな」


男「……っくしゅん」

男「……シロがいないならもうここに来る意味もないか」

男「帰ろ……」


男「おかしいな」


男「なんで泣いてんだろ、俺」






199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:39:33.10 ID:SxAeMdzC0
終わりです

よんでくれたひとありがとうございました

わかりにくかったみたいでごめんなさい
説明はしません。恥ずかしいので

それではおやすみなさい




 


201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:41:13.25 ID:hPsXnhnQQ
>>1


うわああああああああああああああああああああああああああああ




202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:42:09.77 ID:QaLNSphoO


最後が意味わからなかったけど面白かった




203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:44:43.30 ID:qmjPeeqrO
携帯でごめんただこれだけは言わせてくれ
…は?シロの手紙の内容は?




204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:44:52.93 ID:TScftR070
いちおつ
シロかういいよシロ




205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:45:04.53 ID:SRPzv2Bj0
うわああああああ
シロ死んだらやだよおおおおおろろろおおん






206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:48:35.28 ID:3KTOa76/0
もう少し長生きして欲しかった・・・
所で隣人涙目な件
>>1




207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:51:14.65 ID:qmjPeeqrO
俺は涙をふき家へと戻った、しかし何故だろう?涙が止まらないのは…
すまない携帯で本当にすまない続き書いても良いかな?




208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:51:24.49 ID:xNN975wi0
隣人とか妹は記憶があったりするんだろうな





209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:53:09.30 ID:3KTOa76/0
>>207
マジか!
wktkしてるぞ




210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:55:19.31 ID:QaLNSphoO
ああなるほど読み返して意味わかった

よくできてるなこれ




211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/11/24(月) 02:58:39.31 ID:L9oQJeb+O
覚えてないって所がまた泣けるね




212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:58:45.73 ID:IT3gb39H0
こういうの大好物だ。よかった




213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 02:59:30.81 ID:/3kYSNms0
しかし>>1の思惑を知らずに続きを書くのも如何なものかと思うが




214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:04:42.91 ID:qmjPeeqrO
じゃあやってみる

俺は家に帰りバイトは明日からでいいと言われたので家事をすることにした。
けど
「なんで俺バイト休んだんだ?」
思い出せない…何故だろう…
男「まあいっか洗濯、洗濯」
あれ?服が足りない…ユニクロの服がない…
男「そうだ!貸したんだ!けど誰に貸したんだ…?」




215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:08:35.30 ID:QaLNSphoO
>>214
おいおい……




おいおい……




217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:12:50.49 ID:qmjPeeqrO
すんませんやっぱ止めた方がいいですか?




218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:14:37.69 ID:3KTOa76/0
>>217
>>1の許可を




219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:16:13.81 ID:MHVdBuwUO
余韻というものがあってだな…




221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:22:15.79 ID:qmjPeeqrO
スレ汚しになるな
やめておこう。俺の文才じゃ無理だ、けど一つ言いたい俺の家庭じゃ洗濯するんだ
失礼しました




222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 03:40:11.75 ID:Ak/JJadrO
ちくしょう泣いた




225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 08:07:49.13 ID:qQ4CTpNzO
>>1が終わりって言ってんだから、続けたらどんなに上手く書けようがアウトだろ

>>1
シロ……




228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 08:52:42.78 ID:HU0DjzizO
マジ泣きした
>>1乙!




229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/11/24(月) 09:50:31.53 ID:2BCMWHS9O




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[ 2008/11/24 13:08 ] 既出ジャンル「~」 | TB(0) | CM(0)
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